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ブログにコードを表示するときに便利な dp.SyntaxHighlighter

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今までのデザインでは pre タグ or code タグで PHP などのコードを表示していましたが、今回のサーバ移転&デザイン変更を機にコードの表示に SyntaxHighlighter を使用してみました。

syntaxhighlighter – Google Code

特徴

  • 多言語対応のシンタックスハイライト
  • 行番号を付加
  • クリックするだけでクリップボードへのコピーが可能(IEのみ)
  • 別ウィンドウでソースを表示可能
  • コードの印刷が可能
  • JavaScriptオフの状態では、テキストエリアにてコードが表示される

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WordPress テーマを作成する(5) サイドバーをウィジットに対応させる

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前回作成したサイドバーをウィジットに対応させて、管理画面からサイドバーを変更できるようにしてみました。

sidebar.php の修正

sidebar.php の ulタグ の直後に以下の行を追加
<?php if ( !function_exists('dynamic_sidebar') || !dynamic_sidebar() ) : ?>
また sidebar.php の最後の ul タグの前に以下の行を追加
<?php endif; ?>
つまり ul タグの中を上記の if 文ではさむ感じです。

<div id="sidebar">
<ul>
<?php if ( !function_exists('dynamic_sidebar') || !dynamic_sidebar() ) : ?>
// ここにデフォルトのサイドバーの内容を書く
<?php endif; ?>
</ul>
</div>

functions.php の作成

作成しているテーマディレクトリに functions.php を作成して下記のコードを追加する。

<?php
if ( function_exists('register_sidebar') )
    register_sidebar();
?>

これで管理画面で 表示 > ウィジット でアクセスすると下記のような画面になり動的にサイドバーを変更することができます。
dynamic1.png

少しの手間で使い勝手が便利になるので、テーマを作成するときにはウィジットに対応させておいた方がいいでしょう。

参考URL:Widgetizing Themes ? Automattic

CakePHP1.2 バリデーションで共通ルールを作成するときに便利な userDefined

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CakePHP1.2 バリデーションのルールを調べているときに気になっていた Validation クラスにある userDefined に関して調べてみました。
cake/libs/validation.php

function userDefined($check, $object, $method, $args = null) {
    return call_user_func_array(array(&$object, $method), array($check, $args));
}

と定義されています。

call_user_func_array は PHP の関数で、関数やクラスのメソッドをコールすることができます。

つまり独自バリデーションがこれを使用して実装できるということです。
使用方法はモデルに以下のようにバリデーションを定義します。

var $validate = array(
    'field' => array('rule' => array('userDefined',  'Model',  'method_name')),
);

function method_name ($data) {
    /*
      バリデーションのチェック
      エラーなら false 、エラーなしなら true を返す
    */
}

ただこれだと下記のように書けるのであまりありがたみがない。

var $validate = array(
    'field' => array('rule' => array('method_name'),
);

何に使えばいいのかと考えたところ、クラス名、メソッド名が指定できるのでシステムで共通のバリデーションを設定するときに使えるのではと思いました。多分これが一番うれしいところではないかと思います。

※ただ、app_model.php に共通にしたいバリデーションチェック用のメソッド名を書けばそれでいけるような気もする。

PHP5.2 DateTime クラスのメモ

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PHP5.2 以降から日付の処理に DateTime クラスが使用できるようになりました。
PHP5.2 で開発していて DateTime クラスを使用する機会があったのでメモしておきます。

DateTime オブジェクトの生成

$date = new DateTime();または、
$date = date_create();
で生成します。
引数には strtotime 関数が理解できる形式を指定することができます。
指定しないとデフォルトは “now” です。つまり現在の日時になります。

日付の操作

strtotime と同じようなことが DateTime::modify() でできます。
$data->modify('+1 day');
指定方法は strtotime と同じです。

日付のフォーマット

date(‘Y-m-d’) のように出力する日付のフォーマットを指定できます。
$date->format('Y-m-d');
指定できる形式は date 関数と同じです。

まとめ

2008年3月12日の翌日を Y-m-d 形式で出力するには下記のようになります。

$date = new DateTime("2008-03-12");
$date->modify("+1 day");
echo $date->format("Y-m-d");

CakePHP1.2 のバリデーション

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CakePHP 1.2 を使用してフォームを作成してバリデーションを使用したメモです。

下記サイトを参考にさせていただきました。
cakePHP 1.2のバリデーションを理解する – cakephp – クロアチアで働くプログラマー日記

例としてメールアドレスを2回入力させるフォームを考えて見ます。
バリデーションルールとして

  • 必須項目
  • メールアドレスとして正しい
  • メールアドレスがユニーク
  • 2回入力したメールアドレスが一致する

モデルにバリデーションを定義する

var $validate = array(
    'email' => array(
        'unique' => array(
    	    'rule' => array('checkUnique', 'email'),
    	    'message' => 'メールアドレスは既に登録されています'
    	),
        'rule1' => array(
       	    'rule' => array('email'),
       	    'message'=>'メールアドレスが正しくありません'
      	 ),
        'required' => array(
       	    'rule'=>VALID_NOT_EMPTY ,
       	    'message' => '必須項目です'
       	),
    ),
    'email_confirm' => array(
        'rule1' => array(
    	    'rule'=> array('checkCompare'),
    	    'message'=>'一致しません'
    	),
    ),
);

私はエラーメッセージをバリデーション定義にまとめておきたいので、上記のように各ルールに
'message' => 'エラーメッセージ'
として定義しています。
ここで定義しておけば、後でビューに書くフォームヘルパーでフォームを出力するときに引っかかったエラーを自動的に出力することができます。

また、自分でバリデーション関数を作成してチェックすることもできます。それが checkUnique と checkCompare です。

メールのユニークチェックは参考サイトを参考にさせていただきました。

function checkUnique($field){
    foreach( $field as $key => $value ){
        $this->recursive = -1;
        $found = $this->find(array("{$this->name}.$key" => $value));
        return !$found;
    }
}

次にメールアドレスを2回入れたものが一致するかのチェックです。
これはパスワードなどでもたまに使用するので汎用性を持たせてあります。
例えばメールアドレスのフィールド名が email の場合、確認用のフィールド名は ‘_confirm’を付けて email_confirm としておけばこの2つが一致するかチェックします。

function checkCompare($field) {
    foreach( $field as $key => $value ){
        if (preg_match('/^(.+)_confirm$/', $key, $regs)) {
            return $this->data[$this->name][$regs[1]] == $this->data[$this->name][$key];
        }
    }
}

ビューでフォームを設定

<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text')); ?>
<?php echo $form->input('User/email_confirm', array('type'=>'text')); ?>

このように書いておけばバリデーションエラーがある場合は、モデルのバリデーションに定義したエラーメッセージを自動的に出力してくれます。

ちなみに上記のように書くと input タグの前に email などのフィールド名が出力されます。これを消したい場合は
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>'')); ?>
と書くと表示されなくなります。

追記:
コメントで教えていただきました。label=>” だと表示されないが、label タグは残るので
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>false)); ?>
とするとラベルタグも出力されなくなります。

コントローラでバリデーションチェック

以下のようになります。

function action() {
    if ($this->data) {
        if ($this->User->create($this->data) && $this->User->validates()) {
	    // バリデーションOK
	}
    }
}

他にもいろいろフォーム気がついた点があったのでそれはまた後でまとめます。

CakePHP Ajax のフォームを作成する

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今さらなのですが CakePHP1.1 で Ajax のフォームを作成するというのをやったのでメモしておきます。

Ajax , Javascript ヘルパーを使用できるようにする

コントローラで Ajax, Javascritp ヘルパーを使用できるようにする。
var $helpers = array('Ajax', 'Javascript');

prototype.js を読み込む

webroot/js に prototype.js を配置し、ビューで読み込みます。
<?php echo $javascript->link('prototype'); ?>

ビューでフォームを作成する

今回は submit ボタンを押した後、更新中には submit ボタンを消して変わりに「更新中」というメッセージを表示し、更新終了後にメッセージをボタンの下の id=ajax_message に表示するようにしました。

<?php
$options = array(
    "update" => "ajax_message",
    "loading" => "Element.hide('ajax_button'); Element.show('ajax_loading');",
    "complete" => "Element.show('ajax_button'); Element.hide('ajax_loading');",
    );
echo $ajax->form("/controller/action/", "post", $options);
?>
<?php echo $html->input('Model/Field', array('type'=>'text')); ?><br>
<input type="submit" id="ajax_button">
<div id="ajax_loading" style="display:none;">更新中...</div>
<div id="ajax_message"></div>

$ajax->form の $options の
“update” で更新するメッセージ領域を指定し、
“loading”でアップロード中の動き、
“complete” で処理終了後の動き
を指定しています。

コントローラに Ajax で処理するアクションを作成

function action() {
    $this->layout = 'ajax';
    /* $this->data にフォームの内容が渡るので必要な処理を書く */
    $this->Model->id = $this->data['Model']['id'];
    $this->Model->saveField("Field", $this->data['Model']['Field'], true);
}

$this->layout で ‘ajax’ を指定して余計なヘッダ、フッタが出ないようにします。

Ajax で出力するビューを作成する

上のコントローラのアクションで出力するビューを作成します。
上の例では saveField でフォームから送られてきたデータを使用して更新処理しています。その結果によってメッセージを送信します。

<?php
if($msg=$error->messageFor('Model/Field')) {
    echo $msg;
} else {
    echo "更新しました";
}
?>

CakePHP1.2 バッチ処理

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CakePHP1.2 にシェル機能というのがあるのを知りました。下記エントリでメールからの処理を実際に行う方法が紹介されています。
メール受信からのシェル機能実行 – Writing Some Code

ちょうど CakePHP1.2で開発中のシステムで cron でのバッチ処理があるのでそれに応用してみたときのメモです。

バッチ処理で実行させるシェル機能を作成

今回は test という名前のシェル名にします。
app/vendors/shells/test.php を作成します。

< ?php
class TestShell extends Shell {

    var $uses = array('Model');

    function actionName(){
        /* 実際の処理を書きます */
        /* $this->uses に追加したモデルが使用できます */
        $lists = $this->Model->findAll();
    }
}
?>

シェルスクリプト

下記のようなシェルスクリプトを作成して cron から実行させます。

#!/bin/sh
cd /path/to/app
../cake/console/cake test actionName

シェルスクリプトなしで直接 cake を実行する方法もある

cake を実行するときにカレントディレクトリが app でないとだめなのですが、
-app /path/to/app
のように -app オプションで実行時に app のパスを指定することもできます。
その場合は下記のようになります。
/path/to/cake/console/cake test actionName -app /path/to/app
これを直接 cron から実行させればシェルスクリプトなしでも実行できます。

その他

vendors/shells 内のファイルですが、ファイル名が hoge_foo.php だった場合、クラス名は HogeFooShell ですが、実行するときは
cake/console/cake hoge_foo actionName
となるようです。

CakePHP jQuery を使用した Ajax ファイルアップロード

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下記ページを参考にさせていただきました。
“jQueryを使ったAjaxファイルアップロード” フォーラム – CakePHP Users in Japan
David Golding Design Blog -

上記ページでは jQuery を使用してテキストファイルをアップロードしてテキストの内容を表示するというものですが、画像をアップロードしてアップロードした画像をフォームの下に Ajax を利用して表示するというのをやってみました。

jQuery 使用準備

jquery.js と jquery.form.js を app/webroot/js/ 以下に配置します。
アップロードするビューで上記 JavaScript ファイルを読み込むため下記コードをビューに追加します。
<?php echo $javascript->link(array('jquery.js','jquery.form.js')); ?>

ビューにアップロードするフォームを作成する

今回は users コントローラの form アクションでフォームを表示します。Ajax の処理を行うのは users コントローラの upload アクションです。
views/users/form.ctp

<h1>upload test</h1>
<?php echo $form->create('User',array('name'=>'uploadForm','id'=>'uploadForm','type'=>'file'));?>
<?php echo $form->input('upload_file',array('label'=>'Upload Text File ','type'=>'file'));?>
<?php echo $form->button('アップロード',array('onClick'=>'$('#uploadForm').ajaxSubmit({target: '#uploadFile',url: '/users/upload'}); return false;'));?>
</form>
<div id="uploadFile"></div>

コントローラの処理

views/users/form.ctp から「アップロード」ボタンを押すと users/upload アクションの $this->data にアップロードファイルの情報が入ってきます。ここでは mime タイプによって JPEG ファイルのみをアップロードできるようにしています。アップロード後に views/users/upload.ctp を出力します。

function upload() {
    if (!$this->data['User']['upload_file']) {
        $this->set('error','アップロードするファイルを選択してください');
	$this->render('upload','ajax');
    } else {
	if ($this->data['User']['upload_file']['type'] != 'image/jpeg') {
	    $this->set('error','アップロードできる画像は JPEG のみです');
	    $this->render('upload','ajax');
	} else {
	    $filename = '/files/'.intval(rand()).'.jpg';
	    rename($this->data['User']['upload_file']['tmp_name'], WWW_ROOT.$filename);
	    $this->set('filename', $filename);
	    $this->render('upload','ajax');
	}
    }
}

Ajax が返すビューを作成する

/users/upload で処理した結果を返すビューを作成します。今回は veiws/users/upload.ctp として作成しました。ここで img タグによりアップロードしたファイルを表示しています。

<?php if (!empty($error)): ?>
<p><?php echo $error;?></p>
<?php else: ?>
<p>Upload successful</p>
<?php echo $html->image($filename); ?>
<?php endif; ?>

以上で jQuery を使用して Ajax で画像のアップロードができます。

CakePHP HTML ヘルパーで出力されるタグを変更する方法

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ヘルパーで出力されるタグを変更する方法です。

やりたいこと

ビューで
< ?php echo $html->link('Love CakePHP', 'http://www.cakephp.org'); ?>
と書くと
<div class="link"><a href="http://www.cakephp.org" >Love CakePHP</a></div>
と div タグで囲んで表示するようにしたい。

概要

app/config 内に変更したいタグを定義してヘルパーの親クラス(AppHelper) で定義したタグを読み込むという方法です。
CakePHP1.1 と 1.2 で少し方法が違います。

CakePHP1.1

app/config に tags.ini.php というファイルを作成しここにタグを定義すると自動的に反映されます。
app/config/tags.ini.php
link = <div class="link"><a href="%s" %s>%s</a></div>

CakePHP1.2

app/config/tags.php

< ?php
$tags = array(
    'link' => '<div class="link"><a href="%s" %s>%s</a></div>'
);
?>

app/app_helper.php

< ?php
class AppHelper extends Helper {
    function __construct() {
        parent::__construct();
        $this->loadConfig();
    }
}
?>

CakePHP 1.2 の AppHelper::loadConfig は以下のようになっていてデフォルトでは app/config/tags.php を読み込み $this->tags にマージします。

function loadConfig($name = 'tags') {
    if (file_exists(APP . 'config' . DS . $name .'.php')) {
        require(APP . 'config' . DS . $name .'.php');
        if (isset($tags)) {
            $this->tags = array_merge($this->tags, $tags);
        }
    }
    return $this->tags;
}

AppHelper のコンストラクタで
$this->loadConfig("hoge.php");
とすれば hoge.php のように任意のファイルを読み込んでマージすることができます。

HTML ヘルパーが使用するタグは cake/libs/view/helpers/html.php で $tags として定義されています。
この中のフォーム関連のタグは Form ヘルパーでも使用していますので、上記の方法で Formヘルパーで使用するタグも変更できます。

参考URL
Overriding specific HTML tags before using helper methods | The Bakery, Everything CakePHP : Articles

CakePHP コントローラに処理を書かずにモデルにメソッドを追加しよう!

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CakePHP だけではなくフレームワーク全般に当てはまることだと思います。
Fat models and how they change how you use the Model class – cakebaker

私もフレームワークを使い始めた当初はそうだったのですが、モデルに最初からあるメソッドだけを使用してコントローラでなんでもかんでもやってしまっていました。
そうではなく、もっとモデルにオリジナルのメソッドを追加して、コントローラではそれを使用した方がコントローラもすっきりして後から見たときにも何をしているか分かりやすいと思います。

例えばブログの最新エントリ10を find する場合コントローラに
$this->Post->findAll(array('Post.is_published' => true), null, array('Post.published DESC'), 10);
と書くよりも
Postモデル

function findMostRecent($limit = 10) {
    return $this->findAll(array('Post.is_published' => true), null, array('Post.published DESC'), $limit);
}

コントローラ
$this->Post->findMostRecent();
と書いた方がコメントなどなくても何をしているのかが分かりやすくなります。

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