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CakePHP1.2 のバリデーション
12CakePHP 1.2 を使用してフォームを作成してバリデーションを使用したメモです。
下記サイトを参考にさせていただきました。
cakePHP 1.2のバリデーションを理解する – cakephp – クロアチアで働くプログラマー日記
例としてメールアドレスを2回入力させるフォームを考えて見ます。
バリデーションルールとして
- 必須項目
- メールアドレスとして正しい
- メールアドレスがユニーク
- 2回入力したメールアドレスが一致する
モデルにバリデーションを定義する
var $validate = array( 'email' => array( 'unique' => array( 'rule' => array('checkUnique', 'email'), 'message' => 'メールアドレスは既に登録されています' ), 'rule1' => array( 'rule' => array('email'), 'message'=>'メールアドレスが正しくありません' ), 'required' => array( 'rule'=>VALID_NOT_EMPTY , 'message' => '必須項目です' ), ), 'email_confirm' => array( 'rule1' => array( 'rule'=> array('checkCompare'), 'message'=>'一致しません' ), ), );
私はエラーメッセージをバリデーション定義にまとめておきたいので、上記のように各ルールに
'message' => 'エラーメッセージ'
として定義しています。
ここで定義しておけば、後でビューに書くフォームヘルパーでフォームを出力するときに引っかかったエラーを自動的に出力することができます。
また、自分でバリデーション関数を作成してチェックすることもできます。それが checkUnique と checkCompare です。
メールのユニークチェックは参考サイトを参考にさせていただきました。
function checkUnique($field){ foreach( $field as $key => $value ){ $this->recursive = -1; $found = $this->find(array("{$this->name}.$key" => $value)); return !$found; } }
次にメールアドレスを2回入れたものが一致するかのチェックです。
これはパスワードなどでもたまに使用するので汎用性を持たせてあります。
例えばメールアドレスのフィールド名が email の場合、確認用のフィールド名は ‘_confirm’を付けて email_confirm としておけばこの2つが一致するかチェックします。
function checkCompare($field) { foreach( $field as $key => $value ){ if (preg_match('/^(.+)_confirm$/', $key, $regs)) { return $this->data[$this->name][$regs[1]] == $this->data[$this->name][$key]; } } }
ビューでフォームを設定
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text')); ?> <?php echo $form->input('User/email_confirm', array('type'=>'text')); ?>
このように書いておけばバリデーションエラーがある場合は、モデルのバリデーションに定義したエラーメッセージを自動的に出力してくれます。
ちなみに上記のように書くと input タグの前に email などのフィールド名が出力されます。これを消したい場合は
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>'')); ?>
と書くと表示されなくなります。
追記:
コメントで教えていただきました。label=>” だと表示されないが、label タグは残るので
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>false)); ?>
とするとラベルタグも出力されなくなります。
コントローラでバリデーションチェック
以下のようになります。
function action() { if ($this->data) { if ($this->User->create($this->data) && $this->User->validates()) { // バリデーションOK } } }
他にもいろいろフォーム気がついた点があったのでそれはまた後でまとめます。
OpenPNE 特定ページを SSL で接続する
3OpenPNE で個人情報などを送信するようなフォームや管理画面を SSL で接続する方法です。
SSL を使用するように設定を変更する
openpne/config.phpの以下の行を変更
特定ページを SSL で接続するように設定
define('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', false);
をdefine('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', true);
に変更
これだけで特定ページが SSL で接続されるようになります。
SSL を使用したいアクションを追加する
デフォルトで SSL 接続されるようになっているページ以外も SSL 接続にしたい場合は
$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_REQUIRED'] = array( 'pc' => array( 'page_o_regist_prof', 'page_o_regist_prof_confirm', 'do_o_regist_prof', 'page_o_regist_intro', 'page_o_ri', 'page_o_regist_end', 'page_h_config_prof', 'page_h_config_prof_confirm', 'do_h_config_prof', 'page_h_config_ktai', 'do_h_config_ktai_send', ), 'ktai' => array( 'page_o_login', 'do_o_login', 'do_o_easy_login', 'page_o_login2', 'do_o_update_ktai_address', 'page_o_regist_pre', 'page_o_regist_input', 'do_o_insert_c_member', 'page_o_regist_end', 'page_o_password_query', 'do_o_password_query', 'page_h_config_prof', 'do_h_config_prof_update_c_member', 'page_h_config_easy_login', 'do_h_config_easy_login', 'page_h_config_mail', 'do_h_config_mail_insert_c_ktai_address_pre', 'page_h_pc_send', 'page_h_pc_send_confirm', 'do_h_pc_send_insert_c_pc_address_pre', 'page_h_config_password_query', 'do_h_config_password_query_update_password_query', 'page_h_config_password', 'do_h_config_password_update_password', ));
となっているところに SSL 接続したいアクションを追加していく。
例えば、携帯ではリマインダーは SSL 接続になりますが PC では SSL 接続ではありません。
そこで PC でも SSL にしたい場合は上の pc の配列にリマインダーのアクションの “page_o_password_query” を追加します。
これで http://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query という URL は自動的に
https://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query へリダイレクトされます。
注意点は上記の URL からフォームが送信される ?m=pc&a=do_o_password_query というURL も SSL にする必要があります。
これをしないとフォームの画面は SSL でも送信先が SSL ではなくなってしまいます。
PC 用のリマインダーを SSL にする場合は “page_o_password_query” と “do_o_password_query” の2つを追加する必要があるということです。
確認画面が入るフォームなどではフォーム画面表示アクション、確認画面表示アクション、実行アクションと3つ追加する必要があります。
ユーザに SSL を使用するか選択させるアクションの追加
ユーザが SSL を使用するか選択できるリストというのもあります。
$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_SELECTABLE'] = array( 'pc' => array( 'page_h_config', 'do_h_config_1', 'do_h_config_2', 'do_h_config_3', 'page_o_login', 'page_o_tologin', 'do_o_login', ), 'ktai' => array( 'page_h_config', ));
このリストに追加するとフォームの右上やリンクの下に SSL 用のリンクが表示されユーザが SSL の使用をするか選択することができます。
CakePHP 入力フォームで確認画面を表示する方法
3フォームを入力後、すぐに保存ではなく一度確認画面を表示させたい場合のやり方。
こちらに詳しいやり方が書いてあります。
http://www12.atwiki.jp/nezox/pages/6.html
ポイントは
- 入力フォームで
<input type="hidden" name="mode" value="confirm">
とする。
- コントローラの add アクションでバリデーションチェック後に
if (@$_POST["mode"]=="confirm") { // 確認画面を表示する $this->render('confirm'); } else { // 保存処理 if ($this->User->save($this->data)) { $this->flash('Your post has been saved.', '/users'); } }
- 確認画面の view を confirm.thtml を作成
<h1>確認画面</h1> <form action="<?php echo $html->url('/users/add'); ?>" method="post"> ログインID: <?php echo $html->tagValue('Users/login_id'); ? <?php echo $html->hidden('Users/login_id', array('value'=>$html->tagValue('Users/login_id'))); ?> <input type="button" value="戻る" onclick="history.back();"> <input type="submit" value="新規登録"> </form>