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PHP の将来 ? Ver6 はどうなるのか

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PHP の将来で PHP V6 に関して新機能や削除される機能に関して書かれています。

新機能としては

  • Unicode サポートの改善
  • 名前空間

また削除される機能としては

  • magic_quotes
  • register_globals
  • register_long_arrays
  • safe_mode

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CPI サーバは PHP4.3 or PHP4.4 の register_globals がデフォルトで ON

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CPI というレンタルサーバの PHP の設定がよく理解できない。

PHP4.3.11, PHP4.4.1, PHP4.4.2, PHP5.0.4 がインストールされていてバージョンを選択して使用することができるのだが、PHP4.3.x と PHP4.4.x の php.ini のデフォルトの設定が

register_globals = On

になっている。 (続きを読む…)

OpenPNE 管理画面を別ディレクトリにする

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OpenPNE の管理画面の URL は

http://www.example.com/?m=admin

という URL になります。
これは SNS の URL

http://www.example.com/?m=pc

などと同じ index.php を使用しています。

このため、管理画面だけ IP アドレス制限をしたいなどという場合に、.htaccess などで制限ができません。

OpenPNE のセットアップマニュアルには 「6-3. 管理画面を別ドメインで運用する (オプション)」という内容で別ドメインで運用する方法が紹介されています。

しかし、レンタルサーバなどでバーチャルドメインなどが使用できない場合に管理画面を別ディレクトリにして .htaccess などでIPアドレス制限や Basic 認証をかけられるようにする方法です。

- OPENPNE_DIR
  ├ bin
  ├ lib
  ├ var
  ├ webapp
  ├ webapp_ext
  ├ webapp_biz
  └ config.php
- public_html
  ├ config.inc.php
  ├ index.php

の public_html 以下のファイルを public_html/admin ディレクトリ以下にコピーする

-public_html
  ├  admin  (管理画面のディレクトリ名)
    ├ config.inc.php
    ├ index.php
   ・
   ・
   ・

コピーした public_html/admin/config.inc.php を書き換える

< ?php
/**
 * @copyright 2005-2007 OpenPNE Project
 * @license   http://www.php.net/license/3_01.txt PHP License 3.01
 */

define('OPENPNE_DIR', realpath('../../'));        // ディレクトリ階層が違うので合わせるために変更する
require_once OPENPNE_DIR . '/config.php';

// 管理画面のベースURL設定
define('OPENPNE_ADMIN_URL', 'http://www.exmaple.com/admin/');

// 無効にするモジュール
$GLOBALS['_OPENPNE_DISABLE_MODULES'] = array('pc', 'ktai');

?>

これで、htt://www.exmple.com/admin/?m=admin でアクセスできるようになります。

注意点は ?m=admin をつけないとアクセスできません。
また、元の http://www.example.com/?m=admin でアクセスできないように

// 無効にするモジュール
$GLOBALS['_OPENPNE_DISABLE_MODULES'] = array('admin', 'setup');

を public_html/config.inc.php に追加してください。

また、前回のエントリで紹介した 「特定ページを SSL で接続する」 で管理画面を SSL で接続する設定をしている場合は

// 管理画面のベースURL設定
define('OPENPNE_ADMIN_URL', 'https://www.exmaple.com/admin/');

のように URL も忘れずに https にしておかないとアクセスできなくなります。

OpenPNE 特定ページを SSL で接続する

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OpenPNE で個人情報などを送信するようなフォームや管理画面を SSL で接続する方法です。

SSL を使用するように設定を変更する

openpne/config.phpの以下の行を変更
特定ページを SSL で接続するように設定
define('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', false);define('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', true);に変更
これだけで特定ページが SSL で接続されるようになります。

SSL を使用したいアクションを追加する

デフォルトで SSL 接続されるようになっているページ以外も SSL 接続にしたい場合は

$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_REQUIRED'] = array(
'pc' => array(
    'page_o_regist_prof',  'page_o_regist_prof_confirm', 'do_o_regist_prof',
    'page_o_regist_intro', 'page_o_ri', 'page_o_regist_end',
    'page_h_config_prof', 'page_h_config_prof_confirm', 'do_h_config_prof',
    'page_h_config_ktai', 'do_h_config_ktai_send',
),
'ktai' => array(
    'page_o_login', 'do_o_login', 'do_o_easy_login',
    'page_o_login2', 'do_o_update_ktai_address',
    'page_o_regist_pre', 'page_o_regist_input', 'do_o_insert_c_member',
    'page_o_regist_end',
    'page_o_password_query', 'do_o_password_query',
    'page_h_config_prof', 'do_h_config_prof_update_c_member',
    'page_h_config_easy_login', 'do_h_config_easy_login',
    'page_h_config_mail', 'do_h_config_mail_insert_c_ktai_address_pre',
    'page_h_pc_send', 'page_h_pc_send_confirm', 'do_h_pc_send_insert_c_pc_address_pre',
    'page_h_config_password_query', 'do_h_config_password_query_update_password_query',
    'page_h_config_password', 'do_h_config_password_update_password',
));

となっているところに SSL 接続したいアクションを追加していく。
例えば、携帯ではリマインダーは SSL 接続になりますが PC では SSL 接続ではありません。
そこで PC でも SSL にしたい場合は上の pc の配列にリマインダーのアクションの “page_o_password_query” を追加します。
これで http://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query という URL は自動的に
https://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query へリダイレクトされます。

注意点は上記の URL からフォームが送信される ?m=pc&a=do_o_password_query というURL も SSL にする必要があります。
これをしないとフォームの画面は SSL でも送信先が SSL ではなくなってしまいます。

PC 用のリマインダーを SSL にする場合は “page_o_password_query” と “do_o_password_query” の2つを追加する必要があるということです。

確認画面が入るフォームなどではフォーム画面表示アクション、確認画面表示アクション、実行アクションと3つ追加する必要があります。

ユーザに SSL を使用するか選択させるアクションの追加

ユーザが SSL を使用するか選択できるリストというのもあります。

$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_SELECTABLE'] = array(
'pc' => array(
    'page_h_config', 'do_h_config_1', 'do_h_config_2', 'do_h_config_3',
    'page_o_login', 'page_o_tologin', 'do_o_login',
),
'ktai' => array(
    'page_h_config',
));

このリストに追加するとフォームの右上やリンクの下に SSL 用のリンクが表示されユーザが SSL の使用をするか選択することができます。

OpenPNE 画像を色々なサイズで表示する

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以前書いたエントリ「OpenPNE 画像の保存、表示方法 」で、OpenPNE にアップロードした画像の表示方法を紹介しました。

表示方法は下記のとおりです。
<img src=&qt;({t_img_url filename=$pet.image1 w=180 h=180})&qt;>

しかし、この方法では 240×240 のような画像が表示できませんでした。
ソースを追ってみると設定ファイルで許可するサイズを設定するところがありました。

openpne/config.php
$GLOBALS['_OPENPNE_IMG_ALLOWED_SIZE'] = array('76x76', '120x120', '180x180');

この配列に ’240×240′ を追加すれば 縦か横の長い方が 240px の写真が表示できます。
また、
$GLOBALS['_OPENPNE_IMG_ALLOWED_SIZE'] = array();
のように空の配列にすれば制限がなくなり、自由に大きさを指定できます。
ただ、制限はかけておいた方がいいでしょう。

CakePHP グローバル関数

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PHP のネイティブ関数の短縮表記には下記のようなものがあります。

a() => array()
e() => echo()
low() => strtolower()
up => strtoupper()
r() => str_replace()
am() => array_merge()
h() => htmlspecialchars()

このような短縮表記の関数を独自に定義して開発に使用されている方も多いと思いますが、CakePHP として定義されていると使用しやすいですね。(特に複数人で開発しているときなど、標準であると助かります。)

このほかにも CakePHP には便利な関数が定義されています。

debug($var, $showHtml);
DEBUGレベルが0以外のときに、$varが出力される。
print '<pre>';
print_r($var);
print '</pre>';

のようなことをしてくれます。$showHtmlが TRUE ならブラウザで見やすいように出力してくれます。
aa(‘a’,'b’)
連想配列を作成する。
array('a'=>'b')
をやってくれます。
h($mixed)
文字列を指定して htmlspecialchars をやってくれるが、配列も指定できる。
配列を指定すると再帰的に h() を呼び出している。
pr($var)
print_r をブラウザでみやすいように <pre> で囲んでくれます。echo "<pre>";
print_r($var);
echo "</pre>"
env($key)
環境変数を取得できます。
一番の特徴は PHP_SELF, DOCUMENTO_ROOT をサポートしていないサーバでも動作をエミュレートして値を返してくれます。コードを再配布するときには重宝しそうです。
params($mixed)
文字列を返してくれます。
配列なら一番最初の値、文字列なら文字列、値がなければ NULL を返します。
setUri()
現在のURI を返してくれます。
file_get_contents()
file_put_contents()
この関数が実装されていない PHP4.3 未満のためにエミュレートされています。
stripsslashes_deep($array)
$array は配列を指定。配列の全ての値に対して再帰的に stripslashes を行います。
countdim($array)
$array の配列の次元数を返します。
LogError($message)
CakeLog::write を実行します。
fileExistsInPath($file)
現在のinclude パスから $file で指定されたファイル名があるか探します。
見つかればそのパスを返し、見つからなければ false を返します。
ife($condition, $var1, $var2)
$condition が true なら $var1 を返し、false なら $var2 を返す。

使用しすぎると読みにくいコードになりかねませんが、うまく使用すれば開発効率が上がりそうです。

日本語マニュアル:Chapter 11. Cake のグローバル定数とグローバル関数

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