CakePHP1.2 バリデーションのルールを調べているときに気になっていた Validation クラスにある userDefined に関して調べてみました。
cake/libs/validation.php

function userDefined($check, $object, $method, $args = null) {
    return call_user_func_array(array(&$object, $method), array($check, $args));
}

と定義されています。

call_user_func_array は PHP の関数で、関数やクラスのメソッドをコールすることができます。

つまり独自バリデーションがこれを使用して実装できるということです。
使用方法はモデルに以下のようにバリデーションを定義します。

var $validate = array(
    'field' => array('rule' => array('userDefined',  'Model',  'method_name')),
);

function method_name ($data) {
    /*
      バリデーションのチェック
      エラーなら false 、エラーなしなら true を返す
    */
}

ただこれだと下記のように書けるのであまりありがたみがない。

var $validate = array(
    'field' => array('rule' => array('method_name'),
);

何に使えばいいのかと考えたところ、クラス名、メソッド名が指定できるのでシステムで共通のバリデーションを設定するときに使えるのではと思いました。多分これが一番うれしいところではないかと思います。

※ただ、app_model.php に共通にしたいバリデーションチェック用のメソッド名を書けばそれでいけるような気もする。

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