Posts tagged DateTime
PHP5 マジックメソッド
3PHP5 のマジックメソッドに関して調べたメモ
マジックメソッドとは
PHP5 でクラスを作成すると自動的に作成されているメソッドのこと。PHPマニュアルによると
PHP クラスにおける特殊関数の名前です。 これらの関数に関連する特別な機能を使用する場合を除き、 クラス内にこれらの名前を有する関数を作成してはいけません。
と説明されています。
getter や setter にあたるのがマジックメソッドの __get, __set です。
(続きを読む…)
Firefox3 インストール
5Firefox3 が公開されました。24 時間最多ダウンロードソフトとしての世界記録挑戦ということで貢献するためにも、早速ダウンロードしてインストールしてみました。
うわさ通り、表示はかなり速くなっているのが体感できます。
あと、ロケーションバーから履歴を検索できるのが便利です。
(続きを読む…)
PHP5.2 DateTime クラスのメモ
1PHP5.2 以降から日付の処理に DateTime クラスが使用できるようになりました。
PHP5.2 で開発していて DateTime クラスを使用する機会があったのでメモしておきます。
DateTime オブジェクトの生成
$date = new DateTime();
または、
$date = date_create();
で生成します。
引数には strtotime 関数が理解できる形式を指定することができます。
指定しないとデフォルトは “now” です。つまり現在の日時になります。
日付の操作
strtotime と同じようなことが DateTime::modify() でできます。
$data->modify('+1 day');
指定方法は strtotime と同じです。
日付のフォーマット
date(‘Y-m-d’) のように出力する日付のフォーマットを指定できます。
$date->format('Y-m-d');
指定できる形式は date 関数と同じです。
まとめ
2008年3月12日の翌日を Y-m-d 形式で出力するには下記のようになります。
$date = new DateTime("2008-03-12"); $date->modify("+1 day"); echo $date->format("Y-m-d");
CakePHP1.2 Form ヘルパーで日付のフォームを作る
1CakePHP1.2 の Form ヘルパーを使用して日付のフォームを作成したときのメモです。
$attr = array('minYear' => 2000, 'maxYear' => date('Y'), 'separator' => ' / '); echo $form->dateTime('Model/field', 'YMD', 'NONE', date('Y-m-d'), $attr);
とすると下のような日付を選択するフォームができます。
第2引数の ‘YMD’ で年月日の並び順を指定します。日付を表示しない場合は ‘NONE’ を指定します。
- NONE
- 非表示
- YMD
- 年月日の順に表示
- DMY
- 日月年の順に表示
- MDY
- 月日年の順に表示
第3引数で時間表示の指定をします。
- NONE
- 非表示
- 12
- 時間を12時間表示
- 24
- 時間を24時間表示
第4引数でデフォルトの日時を指定します。
第5引数で属性を指定します。
- separator
- 日付の select タグの間に表示する文字
- minYear
- 開始する年
- maxYear
- 終了する年
- interval
- 分を何分刻みで表示するか
OpenPNE 画像の保存、表示方法
2OpenPNE で写真のアップロード機能を作成していて調べたことをまとめておきます。
画像を保存するテーブル c_image
OpenPNE では画像をDB に保存しています。保存するテーブル名は c_image です。
このテーブルにはプロフィール写真や日記の写真、スキンの画像などが保存されるようです。
CREATE TABLE c_image ( c_image_id int(11) NOT NULL auto_increment, filename text NOT NULL, bin longblob NOT NULL, r_datetime datetime NOT NULL default '0000-00-00 00:00:00', `type` text, PRIMARY KEY (c_image_id), KEY filename (filename(100)) ) ENGINE=MyISAM DEFAULT CHARSET=utf8;
- filename
- 画像のファイル名、任意につけていいみたいですが、プロフィール写真だと
m_2_1188204858.jpg
という感じです。
最初の 「m 」はたぶんプロフィール写真を表す文字、
次の「2」はプロフィール写真のNo(2番目にアップした写真)
次の10桁の数字は多分 time() 関数で取得したアップロードした時間 - bin
- base64_encode した画像ファイルのバイナリデータ
- type
- 画像のタイプ( jpg | gif | png )
- r_datetime
- 登録日時
表示方法
c_image テーブルに格納した画像を表示するHTML
<img src="/img.php?filename=m_2_1188204858.jpg&w=180&h=180&m=pc">
Smarty のタグで書くと
<img src="({t_img_url filename=$pet.image1 w=180 h=180})">
filename に c_image.filename を指定して、
w, h に幅と高さの最大値を指定する。
幅と高さは最大値を超えると自動的にリサイズする。
その他
c_image に画像を保存しておくと管理画面からアップロードされた写真をすべて管理することができるので、SNS を運営する上で便利だと思います。
CakePHP アソシエーションのまとめ(4)
0まとめ(1) では1対1のアソシエーション hasOne でしたが、
今回は1対多のアソシエーション hasMany です。
例えば、一人のユーザに複数のコメント投稿があるような場合です。
データベースは
CREATE TABLE users( id int unsigned auto_increment primary key, nickname varchar(30) NOT NULL, created datetime default NULL, modified datetime default NULL ); CREATE TABLE posts( id int unsigned auto_increment primary key, user_id int unsigned unique, comment text, created datetime default NULL, modified datetime default NULL );
のような場合、アソシエーションの定義は下記のようになります。
< ?php class User extends AppModel { var $name = 'User'; var $hasMany = array('Post' => array('className' => 'Post', 'conditions' => '', 'order' => '', 'foreignKey' => 'user_id', 'dependent' => true, 'exclusive' => false, 'finderQuery' => '' ) ); } ?>
これで、
$this->User->findById($id);
とすると下記のようにデータを取得できます。
Array ( [User] => Array ( [id] => 1 [nickname] => boze ) [Post] => Array ( [0] => Array ( [id] => 1 [user_id] => 1 [comment] => コメント1です ) [1] => Array ( [id] => 1 [user_id] => 1 [comment] => コメント2です ) .... ) );
また、hasOne などと同様に CakePHP の命名規約に従っていれば、foreignKey は指定しなくても大丈夫ですので、最低限
var $hasMany = array('Post');
でもアソシエーションを定義できます。
また、hasMany で指定する配列の意味は下記の通りです。
className
関連付けたいモデルのクラス名
conditions
hasMany で取得したいデータの条件を指定する。 SQL の条件文。
order
関連するモデルのデータの並び順。SQL の ORDER 句の指定方法。
Post.created DESC
テーブル名をカラム名の前に付けないと、User.created と区別できません。
limit
Cake が取り出す関連モデルのデータの最大数。
‘limit’ => 5 のように数字で指定。
foreignKey
関連しているモデルを指している外部キーの名前。
Cake の命名規約に従っている場合は省略可能。従っていない場合はここで指定する。
dependent
true に設定すると、モデルのデータの削除時に関連しているモデル側のデータも削除される。
exclusive
true に設定すると、関連しているすべてのオブジェクトが一つの SQL ステートメントで削除される。
finderQuery
アソシエーションを取り出すために、完全な SQL ステートメントを指定する。
CakePHP 日本語マニュアル
6.4. アソシエーション
CakePHP アソシエーションのまとめ(1)
1CakePHP のアソシエーションのまとめです。
タイトルに (1) とつけたので多分何回か続けます。
アソシエーションとはモデル間のつながりのことです。
例えば、下記のような2つのテーブルがあると
CREATE TABLE users( id int unsigned auto_increment primary key, nickname varchar(30) NOT NULL, created datetime default NULL, modified datetime default NULL ); CREATE TABLE profiles( id int unsigned auto_increment primary key, user_id int unsigned unique, blog_url varchar(256), hobby varchar(256), created datetime default NULL, modified datetime default NULL );
CakePHP では2つのモデルになります。
User モデルと Profile モデルです。
この2つのモデルは1対1の関係になります。
「一人のユーザは1つのプロファイルを持つ」とういことです。
この2つのモデルの関係を CakePHP に指示するには次のようになります。
< ?php class User extends AppModel { var $name = 'User'; var $hasOne = array('Profile' => array('className' => 'Profile', 'conditions' => '', 'order' => '', 'dependent' => true, 'foreignKey' => 'user_id' ) ); } ?>
これで、
$this->User->findById($id);
とすることにより、
Array ( [User] => Array ( [id] => 1 [nickname] => boze ) [Profile] => Array ( [id] => 1 [blog_url] => http://www.syuhari.jp/blog [hobby] => 読書 ) );
のようにUser モデルだけでなく、Profileモデルの情報も同時に取得することができます。
CakePHP の命名規則を守っていれば、
var $hasOne = array('Profile');
だけでもいけるようです。
※外部キーはモデル名+_id
CakePHP 日本語マニュアル
6.4. アソシエーション