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3月に読んだ本
03月は合計20冊。忙しかったが結構いいペースで読めました。
野球好きな方には「プロ野球2.0 (扶桑社新書 24) 」はオススメです。野球というビジネスの経営に関して知ることができます。
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2038年問題でクッキーの有効期限がブラウザを閉じるまでになっていた
1ログインするときにログインの状態を保持するチェックボックスがあると思います。以前開発したシステムで急にそのログイン状態を保持するのが利かなくなったと連絡があり調査したところ、原因は2038年問題でした。
ログインするときにログインを保持するにチェックがあると
session_set_cookie_params(60*60*24*365*30);
として30年後を指定していました。
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WordPress テーマを作成する(2)
1前回は style.css と index.php だけを作成して最低限のブログを表示させました。なぜこれだけのファイルで表示ができるかというと選択しているテーマに必要なファイルがない場合は wp-content/thmems/default 内のファイルを使用するためです。
今回はヘッダファイルとフッタファイルを作成します。
ヘッダファイル
テーマディレクトリに header.php を作成し下記のような内容にしました。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" <?php language_attributes(); ?>> <head profile="http://gmpg.org/xfn/11"> <meta http-equiv="Content-Type" content="<?php bloginfo('html_type'); ?>; charset=<?php bloginfo('charset'); ?>" /> <title><?php bloginfo('name'); ?> <?php wp_title(); ?></title> <meta name="generator" content="WordPress <?php bloginfo('version'); ?>" /> <!-- leave this for stats --> <link rel="stylesheet" href="<?php bloginfo('stylesheet_url'); ?>" type="text/css" media="screen" /> <link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="<?php bloginfo('name'); ?> RSS Feed" href="<?php bloginfo('rss2_url'); ?>" /> <link rel="pingback" href="<?php bloginfo('pingback_url'); ?>" /> <?php wp_head(); ?> </head> <body> <div id="page"> <div id="header"> <h1><a href="<?php echo get_option('home'); ?>/"><?php bloginfo('name'); ?></a></h1> <div class="description"><?php bloginfo('description'); ?></div> </div>
ゼロから書くのは大変なので default/header.php をコピーして必要最低限のみ残してみました。
フッタファイルの作成
ヘッダ同様に footer.php ファイルを作成し、下記のようにしました。
<div id="footer"> <?php bloginfo('name'); ?> Powered by <a href="http://wordpress.org/">WordPress</a><br /> <a href="<?php bloginfo('rss2_url'); ?>">Entries (RSS)</a> and <a href="<?php bloginfo('comments_rss2_url'); ?>">Comments (RSS)</a>. </div> </div> <?php wp_footer(); ?> </body> </html>
ヘッダとフッタのみのブログができました
CakePHP1.2 バリデーションで共通ルールを作成するときに便利な userDefined
0CakePHP1.2 バリデーションのルールを調べているときに気になっていた Validation クラスにある userDefined に関して調べてみました。
cake/libs/validation.php
function userDefined($check, $object, $method, $args = null) { return call_user_func_array(array(&$object, $method), array($check, $args)); }
と定義されています。
call_user_func_array は PHP の関数で、関数やクラスのメソッドをコールすることができます。
つまり独自バリデーションがこれを使用して実装できるということです。
使用方法はモデルに以下のようにバリデーションを定義します。
var $validate = array( 'field' => array('rule' => array('userDefined', 'Model', 'method_name')), ); function method_name ($data) { /* バリデーションのチェック エラーなら false 、エラーなしなら true を返す */ }
ただこれだと下記のように書けるのであまりありがたみがない。
var $validate = array( 'field' => array('rule' => array('method_name'), );
何に使えばいいのかと考えたところ、クラス名、メソッド名が指定できるのでシステムで共通のバリデーションを設定するときに使えるのではと思いました。多分これが一番うれしいところではないかと思います。
※ただ、app_model.php に共通にしたいバリデーションチェック用のメソッド名を書けばそれでいけるような気もする。
CakePHP1.2 バリデーションのルール
2CakePHP1.2 のバリデーションのメモです。
詳しくは cake/libs/validation.php を見ると分かりやすいです。
半角英数字のみ
alphaNumeric
var $validate = array('field' => array('rule' => array('alphaNumeric')));
文字列の長さ
between
var $validate = array('field' => array('rule' => array('between', 6, 8)));
半角で6文字以上8文字以内
文字列が空
blank
var $validate = array('field' => array('rule' => array('blank')));
クレジットカード番号
cc
var $validate = array('field' => array('rule' => array('cc')));
比較
comparison
var $validate = array('field' => array('rule' => array('comparison', '>', 10)));
‘==’, ‘!=’, ‘< =’, など使用できる
正規表現
custom
var $validate = array('field' => array('rule' => array('custom', '/^[0-9]{3}\-[0-9]{4}$/')));
例として NNN-NNNN 形式の郵便番号のバリデーション
日付
date
var $validate = array('field' => array('rule' => array('date', 'ymd')));
‘dmy’, ‘mdy’, ‘ymd’, ‘dMy’, ‘Mdy’, ‘My’, ‘my’ が使用可
小数点の桁数チェック
decimal
var $validate = array('field' => array('rule' => array('decimal', 2)));
var $validate = array('field' => array('rule' => array('decimal', null, '/^[0-9]{2}\.[0-9]{2}$/')));
正規表現を指定してチェックすることも可。
メールアドレス
var $validate = array('field' => array('rule' => array('email')));
=== での比較
equalTo
var $validate = array('field' => array('rule' => array('equalTo', 'hoge')));
型も含めて等しいかチェック
拡張子
extension
var $validate = array('field' => array('rule' => array('extension', array('gif', 'jpg')));
ファイルの拡張子をチェック。許可したい拡張子を配列で指定。デフォルトは array(‘gif’, ‘jpeg’, ‘png’, ‘jpg’)
IPアドレス
ip
var $validate = array('field' => array('rule' => array('ip')));
最小文字数
minLength
var $validate = array('field' => array('rule' => array('minLength', 6)));
最大文字数
maxLength
var $validate = array('field' => array('rule' => array('maxLength', 12)));
数字
numeric
var $validate = array('field' => array('rule' => array('numeric')));
数字の範囲チェック
range
var $validate = array('field' => array('rule' => array('range', 0, 100)));
注意点は指定した数字は含まれない
上の例では 1?99 までが true
var $validate = array('field' => array('rule' => array('range')));
とすると有限数かどうかのチェック
URL
url
var $validate = array('field' => array('rule' => array('url')));
CakePHP1.2 Form ヘルパーで日付のフォームを作る
1CakePHP1.2 の Form ヘルパーを使用して日付のフォームを作成したときのメモです。
$attr = array('minYear' => 2000, 'maxYear' => date('Y'), 'separator' => ' / '); echo $form->dateTime('Model/field', 'YMD', 'NONE', date('Y-m-d'), $attr);
とすると下のような日付を選択するフォームができます。
第2引数の ‘YMD’ で年月日の並び順を指定します。日付を表示しない場合は ‘NONE’ を指定します。
- NONE
- 非表示
- YMD
- 年月日の順に表示
- DMY
- 日月年の順に表示
- MDY
- 月日年の順に表示
第3引数で時間表示の指定をします。
- NONE
- 非表示
- 12
- 時間を12時間表示
- 24
- 時間を24時間表示
第4引数でデフォルトの日時を指定します。
第5引数で属性を指定します。
- separator
- 日付の select タグの間に表示する文字
- minYear
- 開始する年
- maxYear
- 終了する年
- interval
- 分を何分刻みで表示するか
CakePHP1.2 のバリデーション
12CakePHP 1.2 を使用してフォームを作成してバリデーションを使用したメモです。
下記サイトを参考にさせていただきました。
cakePHP 1.2のバリデーションを理解する – cakephp – クロアチアで働くプログラマー日記
例としてメールアドレスを2回入力させるフォームを考えて見ます。
バリデーションルールとして
- 必須項目
- メールアドレスとして正しい
- メールアドレスがユニーク
- 2回入力したメールアドレスが一致する
モデルにバリデーションを定義する
var $validate = array( 'email' => array( 'unique' => array( 'rule' => array('checkUnique', 'email'), 'message' => 'メールアドレスは既に登録されています' ), 'rule1' => array( 'rule' => array('email'), 'message'=>'メールアドレスが正しくありません' ), 'required' => array( 'rule'=>VALID_NOT_EMPTY , 'message' => '必須項目です' ), ), 'email_confirm' => array( 'rule1' => array( 'rule'=> array('checkCompare'), 'message'=>'一致しません' ), ), );
私はエラーメッセージをバリデーション定義にまとめておきたいので、上記のように各ルールに
'message' => 'エラーメッセージ'
として定義しています。
ここで定義しておけば、後でビューに書くフォームヘルパーでフォームを出力するときに引っかかったエラーを自動的に出力することができます。
また、自分でバリデーション関数を作成してチェックすることもできます。それが checkUnique と checkCompare です。
メールのユニークチェックは参考サイトを参考にさせていただきました。
function checkUnique($field){ foreach( $field as $key => $value ){ $this->recursive = -1; $found = $this->find(array("{$this->name}.$key" => $value)); return !$found; } }
次にメールアドレスを2回入れたものが一致するかのチェックです。
これはパスワードなどでもたまに使用するので汎用性を持たせてあります。
例えばメールアドレスのフィールド名が email の場合、確認用のフィールド名は ‘_confirm’を付けて email_confirm としておけばこの2つが一致するかチェックします。
function checkCompare($field) { foreach( $field as $key => $value ){ if (preg_match('/^(.+)_confirm$/', $key, $regs)) { return $this->data[$this->name][$regs[1]] == $this->data[$this->name][$key]; } } }
ビューでフォームを設定
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text')); ?> <?php echo $form->input('User/email_confirm', array('type'=>'text')); ?>
このように書いておけばバリデーションエラーがある場合は、モデルのバリデーションに定義したエラーメッセージを自動的に出力してくれます。
ちなみに上記のように書くと input タグの前に email などのフィールド名が出力されます。これを消したい場合は
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>'')); ?>
と書くと表示されなくなります。
追記:
コメントで教えていただきました。label=>” だと表示されないが、label タグは残るので
<?php echo $form->input('User/email', array('type'=>'text', 'label'=>false)); ?>
とするとラベルタグも出力されなくなります。
コントローラでバリデーションチェック
以下のようになります。
function action() { if ($this->data) { if ($this->User->create($this->data) && $this->User->validates()) { // バリデーションOK } } }
他にもいろいろフォーム気がついた点があったのでそれはまた後でまとめます。
CakePHP Ajax のフォームを作成する
5今さらなのですが CakePHP1.1 で Ajax のフォームを作成するというのをやったのでメモしておきます。
Ajax , Javascript ヘルパーを使用できるようにする
コントローラで Ajax, Javascritp ヘルパーを使用できるようにする。
var $helpers = array('Ajax', 'Javascript');
prototype.js を読み込む
webroot/js に prototype.js を配置し、ビューで読み込みます。
<?php echo $javascript->link('prototype'); ?>
ビューでフォームを作成する
今回は submit ボタンを押した後、更新中には submit ボタンを消して変わりに「更新中」というメッセージを表示し、更新終了後にメッセージをボタンの下の id=ajax_message に表示するようにしました。
<?php $options = array( "update" => "ajax_message", "loading" => "Element.hide('ajax_button'); Element.show('ajax_loading');", "complete" => "Element.show('ajax_button'); Element.hide('ajax_loading');", ); echo $ajax->form("/controller/action/", "post", $options); ?> <?php echo $html->input('Model/Field', array('type'=>'text')); ?><br> <input type="submit" id="ajax_button"> <div id="ajax_loading" style="display:none;">更新中...</div> <div id="ajax_message"></div>
$ajax->form の $options の
“update” で更新するメッセージ領域を指定し、
“loading”でアップロード中の動き、
“complete” で処理終了後の動き
を指定しています。
コントローラに Ajax で処理するアクションを作成
function action() { $this->layout = 'ajax'; /* $this->data にフォームの内容が渡るので必要な処理を書く */ $this->Model->id = $this->data['Model']['id']; $this->Model->saveField("Field", $this->data['Model']['Field'], true); }
$this->layout で ‘ajax’ を指定して余計なヘッダ、フッタが出ないようにします。
Ajax で出力するビューを作成する
上のコントローラのアクションで出力するビューを作成します。
上の例では saveField でフォームから送られてきたデータを使用して更新処理しています。その結果によってメッセージを送信します。
<?php if($msg=$error->messageFor('Model/Field')) { echo $msg; } else { echo "更新しました"; } ?>
CakePHP PDT の補完機能をビューのヘルパーで使用する方法
1CakePHP のコーディングに PDT を使用しているのですが、ビューで補完機能を使用できるようにする方法が紹介されていました。
Eclipse PDTでCakePHP開発、まず設定すべきこと – Writing Some Code
ビューの拡張子(.ctp, .thtml) を PHP のコンテンツとして登録して、さらにビューで使用するヘルパーの各クラスのインスタンスを作るファイルをプロジェクトに作成し(場所はどこでもいいようです)PDT に教えてあげるような感じですね。
また、コントローラで使用するモデルやコンポーネントにも補完機能を使用できるようにする方法も紹介されています。
class AppController extends Controller { /** * @var Model */ var Model; /** * @var SessionComponent */ var $Session;
下記サイトも参考になりました。
Code completion in views with Eclipse PDT – cakebaker
Eclipse code completion in Views – Cake PHP | Google グループ
CakePHP jQuery を使用した Ajax ファイルアップロード
6下記ページを参考にさせていただきました。
“jQueryを使ったAjaxファイルアップロード” フォーラム – CakePHP Users in Japan
David Golding Design Blog -
上記ページでは jQuery を使用してテキストファイルをアップロードしてテキストの内容を表示するというものですが、画像をアップロードしてアップロードした画像をフォームの下に Ajax を利用して表示するというのをやってみました。
jQuery 使用準備
jquery.js と jquery.form.js を app/webroot/js/ 以下に配置します。
アップロードするビューで上記 JavaScript ファイルを読み込むため下記コードをビューに追加します。
<?php echo $javascript->link(array('jquery.js','jquery.form.js')); ?>
ビューにアップロードするフォームを作成する
今回は users コントローラの form アクションでフォームを表示します。Ajax の処理を行うのは users コントローラの upload アクションです。
views/users/form.ctp
<h1>upload test</h1> <?php echo $form->create('User',array('name'=>'uploadForm','id'=>'uploadForm','type'=>'file'));?> <?php echo $form->input('upload_file',array('label'=>'Upload Text File ','type'=>'file'));?> <?php echo $form->button('アップロード',array('onClick'=>'$('#uploadForm').ajaxSubmit({target: '#uploadFile',url: '/users/upload'}); return false;'));?> </form> <div id="uploadFile"></div>
コントローラの処理
views/users/form.ctp から「アップロード」ボタンを押すと users/upload アクションの $this->data にアップロードファイルの情報が入ってきます。ここでは mime タイプによって JPEG ファイルのみをアップロードできるようにしています。アップロード後に views/users/upload.ctp を出力します。
function upload() { if (!$this->data['User']['upload_file']) { $this->set('error','アップロードするファイルを選択してください'); $this->render('upload','ajax'); } else { if ($this->data['User']['upload_file']['type'] != 'image/jpeg') { $this->set('error','アップロードできる画像は JPEG のみです'); $this->render('upload','ajax'); } else { $filename = '/files/'.intval(rand()).'.jpg'; rename($this->data['User']['upload_file']['tmp_name'], WWW_ROOT.$filename); $this->set('filename', $filename); $this->render('upload','ajax'); } } }
Ajax が返すビューを作成する
/users/upload で処理した結果を返すビューを作成します。今回は veiws/users/upload.ctp として作成しました。ここで img タグによりアップロードしたファイルを表示しています。
<?php if (!empty($error)): ?> <p><?php echo $error;?></p> <?php else: ?> <p>Upload successful</p> <?php echo $html->image($filename); ?> <?php endif; ?>
以上で jQuery を使用して Ajax で画像のアップロードができます。