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CakePHP の開発を簡単にする 5 つの Tips
1“開発を便利にする5つのTips” フォーラム – CakePHP Users in Japan で紹介されていた記事です。
Make your life easier with these five CakePHP Quicktips ? Debuggable Ltd
1. prd という便利な関数を作成する
pr($someVar); die;
というコードをよく書くなら prd という関数を作ってしまえば、もっと楽できますね。
function prd($var) { pr($var); die; }
markItUp! を CakePHP で使用するヘルパー
0jQuery を使用したブラウザで使用できる高機能マークアップエディタ markItUp! で紹介した markItUP を CakePHP で使用するヘルパーが Bakery に紹介されていました。
markItUp! jQuery universal markup editor Helper | The Bakery, Everything CakePHP : Articles
元の記事のままやってみたのですが一部うまく動作しなかった部分がありましたので、実際に私がやった手順を紹介します。
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jQuery を使用したブラウザで使用できる高機能マークアップエディタ markItUp!
2jQuery を使用したブラウザで使用できる高機能なマークアップエディタです。
markItUp! Universal Markup Editor
まずはデモでどのようなエディタができるかを見てみるのが早いかと思います。
HTML
Wiki 記法
Mac OS 風
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CakePHP1.2 安定版がもうすぐ出るようです
1CakePHP 1.2 stable coming soon | The Bakery, Everything CakePHP : Articles
The CakePHP team is gearing up to finally push out a stable 1.2 release! If you are following the trac timeline you can see that everybody is putting in huge amounts of work to fix bugs and get everything stable.
CakePHP 1.2 Form ヘルパーで input タグとエラーメッセージを別々に表示する方法
2CakePHP1.2 では Form ヘルパーの input メソッドでエラーメッセージを自動的に表示することが可能です。 自動的にエラーメッセージを表示するためには CakePHP1.2 のバリデーション で書いたようにモデルのバリデーションでエラーメッセージを設定しておきます。
/* モデルのバリデーション */ var $validate = array( 'email' => array( 'required' => array( 'rule'=>VALID_NOT_EMPTY , 'message' => '必須項目です' ), ); /* View の Form ヘルパー */ echo $form->input('User/email', array('type'=>'text'));
CakePHP PDT の補完機能をビューのヘルパーで使用する方法
1CakePHP のコーディングに PDT を使用しているのですが、ビューで補完機能を使用できるようにする方法が紹介されていました。
Eclipse PDTでCakePHP開発、まず設定すべきこと – Writing Some Code
ビューの拡張子(.ctp, .thtml) を PHP のコンテンツとして登録して、さらにビューで使用するヘルパーの各クラスのインスタンスを作るファイルをプロジェクトに作成し(場所はどこでもいいようです)PDT に教えてあげるような感じですね。
また、コントローラで使用するモデルやコンポーネントにも補完機能を使用できるようにする方法も紹介されています。
class AppController extends Controller { /** * @var Model */ var Model; /** * @var SessionComponent */ var $Session;
下記サイトも参考になりました。
Code completion in views with Eclipse PDT – cakebaker
Eclipse code completion in Views – Cake PHP | Google グループ
CakePHP jQuery を使用した Ajax ファイルアップロード
6下記ページを参考にさせていただきました。
“jQueryを使ったAjaxファイルアップロード” フォーラム – CakePHP Users in Japan
David Golding Design Blog -
上記ページでは jQuery を使用してテキストファイルをアップロードしてテキストの内容を表示するというものですが、画像をアップロードしてアップロードした画像をフォームの下に Ajax を利用して表示するというのをやってみました。
jQuery 使用準備
jquery.js と jquery.form.js を app/webroot/js/ 以下に配置します。
アップロードするビューで上記 JavaScript ファイルを読み込むため下記コードをビューに追加します。
<?php echo $javascript->link(array('jquery.js','jquery.form.js')); ?>
ビューにアップロードするフォームを作成する
今回は users コントローラの form アクションでフォームを表示します。Ajax の処理を行うのは users コントローラの upload アクションです。
views/users/form.ctp
<h1>upload test</h1> <?php echo $form->create('User',array('name'=>'uploadForm','id'=>'uploadForm','type'=>'file'));?> <?php echo $form->input('upload_file',array('label'=>'Upload Text File ','type'=>'file'));?> <?php echo $form->button('アップロード',array('onClick'=>'$('#uploadForm').ajaxSubmit({target: '#uploadFile',url: '/users/upload'}); return false;'));?> </form> <div id="uploadFile"></div>
コントローラの処理
views/users/form.ctp から「アップロード」ボタンを押すと users/upload アクションの $this->data にアップロードファイルの情報が入ってきます。ここでは mime タイプによって JPEG ファイルのみをアップロードできるようにしています。アップロード後に views/users/upload.ctp を出力します。
function upload() { if (!$this->data['User']['upload_file']) { $this->set('error','アップロードするファイルを選択してください'); $this->render('upload','ajax'); } else { if ($this->data['User']['upload_file']['type'] != 'image/jpeg') { $this->set('error','アップロードできる画像は JPEG のみです'); $this->render('upload','ajax'); } else { $filename = '/files/'.intval(rand()).'.jpg'; rename($this->data['User']['upload_file']['tmp_name'], WWW_ROOT.$filename); $this->set('filename', $filename); $this->render('upload','ajax'); } } }
Ajax が返すビューを作成する
/users/upload で処理した結果を返すビューを作成します。今回は veiws/users/upload.ctp として作成しました。ここで img タグによりアップロードしたファイルを表示しています。
<?php if (!empty($error)): ?> <p><?php echo $error;?></p> <?php else: ?> <p>Upload successful</p> <?php echo $html->image($filename); ?> <?php endif; ?>
以上で jQuery を使用して Ajax で画像のアップロードができます。
CakePHP メール送信許可フラグによってメールを一斉送信するメールビヘイビア
2Acts As Emailable | The Bakery, Everything CakePHP : Articles
メール送信許可フラグによってメールを一斉送信することができるメールビヘイビアが上記エントリで紹介されています。
ビヘイビアというのは今まで使ったことがなかったのですが、モデルに共通の振る舞いをさせるようなときに使う感じでしょうか。このメールビヘイビアはモデルにメールの一斉送信機能を付加します。
テーブル
CREATE TABLE `users` ( `id` int(11) NOT NULL auto_increment, `username` varchar(255) NOT NULL default '', `emailable` tinyint(4) NOT NULL default '1', `email` text NOT NULL, PRIMARY KEY (`id`) )
emailable カラムは 0 or 1 の値で、1の場合はメール送信許可です。
email カラムはメールアドレスが入ります。
モデル
app/models/user.php
< ?php class User extends AppModel { var $actsAs = array('emailable'); } ?>
モデルでメールビヘイビアを使うことを定義します。
ビヘイビア
Acts As Emailable | The Bakery, Everything CakePHP : Articles にメールビヘイビアのコードがあります。
これを app/models/behaviors/emailable.php として保存します。
ただし1点修正が必要でした。
322行目の
App::import('Component', 'EmailComponent');
を
App::import('Component', 'Email');
として保存してください。
Email コンポーネントが修正前のコードでは読み込めずにエラーになります。
メールテンプレート
< ?php echo "テストメッセージです。名前は".$username."です"; ?>
保存先ですが、どこがいいのか悩みましたが今回は app/views/emails/test_template.php としました。
テンプレート内の変数はモデルのカラム名が使用できます。
メール送信
$email_options = array('from' => 'hoge@example.com', 'subject' => 'テストです'); $template = "views/emails/test_template.php"; $this->User->send_campaign_to_emailable($template, $email_options);
これでメール送信許可している(users.emailable=1)のユーザにメールが送信されます。
そのほかに以下のようなメソッドがあります。
send_campaign_to_all($template, $email_options)
登録されているユーザ全てにメールを送信します。
send_campaign_to_non_emailable($template, $email_options)
登録されているユーザでメール送信許可していないユーザにメールを送信します。
add_emailable($id)
ID で指定したユーザの emailable=1 にします。
remove_emailable($id)
ID で指定したユーザの emailable=0 にします。
デフォルトは mail 関数でメール送信しますが、SMTP を指定して送信することもできます。
まとめ
このメールビヘイビアを今回試すことによってビヘイビアの使い方、便利さが少し理解できました。まだビヘイビアを試されていない方は一度試して見てはいかがでしょうか?
CakePHP HTML ヘルパーで出力されるタグを変更する方法
2ヘルパーで出力されるタグを変更する方法です。
やりたいこと
ビューで
< ?php echo $html->link('Love CakePHP', 'http://www.cakephp.org'); ?>
と書くと
<div class="link"><a href="http://www.cakephp.org" >Love CakePHP</a></div>
と div タグで囲んで表示するようにしたい。
概要
app/config 内に変更したいタグを定義してヘルパーの親クラス(AppHelper) で定義したタグを読み込むという方法です。
CakePHP1.1 と 1.2 で少し方法が違います。
CakePHP1.1
app/config に tags.ini.php というファイルを作成しここにタグを定義すると自動的に反映されます。
app/config/tags.ini.php
link = <div class="link"><a href="%s" %s>%s</a></div>
CakePHP1.2
app/config/tags.php
< ?php $tags = array( 'link' => '<div class="link"><a href="%s" %s>%s</a></div>' ); ?>
app/app_helper.php
< ?php class AppHelper extends Helper { function __construct() { parent::__construct(); $this->loadConfig(); } } ?>
CakePHP 1.2 の AppHelper::loadConfig は以下のようになっていてデフォルトでは app/config/tags.php を読み込み $this->tags にマージします。
function loadConfig($name = 'tags') { if (file_exists(APP . 'config' . DS . $name .'.php')) { require(APP . 'config' . DS . $name .'.php'); if (isset($tags)) { $this->tags = array_merge($this->tags, $tags); } } return $this->tags; }
AppHelper のコンストラクタで
$this->loadConfig("hoge.php");
とすれば hoge.php のように任意のファイルを読み込んでマージすることができます。
HTML ヘルパーが使用するタグは cake/libs/view/helpers/html.php で $tags として定義されています。
この中のフォーム関連のタグは Form ヘルパーでも使用していますので、上記の方法で Formヘルパーで使用するタグも変更できます。
CakePHP 1.2 の deleteAll
1CakePHP 1.2 の saveAll その1
CakePHP 1.2 の saveAll その2
のエントリーを書いているときに deleteAll というメソッドがあり気になったので調べてみました。
CakePHP 1.1 で開発時に delete するときに ID を指定するしか方法がなく、ある条件でまとめて削除したいときなどは findAll してからループで delete していました。このときも条件を指定して削除する方法がないかとソースを調べたのですがありませんでした。
使い方は非常に簡単です。findAll のように条件を指定して deleteAll を実行するだけです。
$conditions = array('User.name'=>'suzuki'); if ($this->User->deleteAll($conditions)) { $this->Session->setFlash('削除しました'); } else { $this->Session->setFlash('削除に失敗しました'); }
実行される SQL は以下のような感じです。
SELECT `User`.`id` FROM `users` AS `User` WHERE `User`.`name` = 'suzuki' DELETE `User` FROM `users` AS `User` WHERE `User`.`id` IN (8, 10)
SELECT で条件に合う ID を抽出して WHERE IN で DELETE しています。
ただし CakePHP1.2 の削除ですが、MySQL 4.0 では SQL の DELETE 文でエラーになってしまいます。
MySQL 5.0 ではエラーにならずに削除できました。エラーになる原因は “DELETE” の後ろにテーブルのエイリアス名があるためです。
これは “cakephp1.2でのPostgreSQLエラー。” フォーラム – CakePHP Users in Japan でもあるように既に修正されているようですが、昨日 CakePHP のサイトからダウンロードした CakePHP 1.2.0.6311 beta ではまだ修正されていないようです。