Posts tagged HTML
CakePHP 携帯でセションを有効にする
2CakePHP で携帯サイトの開発をしています。
ドコモなどはクッキーが使用できないのでセションID を URL で引き継がないといけないのですが、PC サイトではクッキーでセションID を保持したいところです。
携帯サイトと PC サイトが共存しているときの携帯用のビューを表示させる方法は下記が参考になります。
CakePHP 携帯用ビューを表示する | Shin x blog
また、携帯でのアクセス時にクッキーを使用せずにセション を保持するのは下記が参考になります。
Docomoとセッション フォーラム – CakePHP Users in Japan
私は上記の方法に
ini_set('session.use_trans_sid', 1);
を入れて使用しています。
全てのリンク、フォームにセションID が付加されるので便利です。
ただリダイレクトするときだけ、
$this->redirect('/controller/action/'.session_name().'='.session_id());
のようにセションIDを入れました。
あとビューを書くときに覚えておくとよいのが、ini_set(‘session.use_trans_sid’, 1); を指定したときにリンクを http:// から始まる URL を書くとセションID は当然ですが付加されません。相対パス、絶対パスなどの自サイト内へのリンクのみセションIDが付加されます。
自サイト内のリンクに http:// から書くとセションID が付かないのではまらないように。
OpenPNEでのSmarty の覚書
1「OpenPNE PHP で作成したプログラムを組み込む」で書いたように、
/openpne/webapp_ext/modules/pc/page/hoge_foo.php に
class pc_page_hoge_foo extends OpenPNE_Action { function execute($requests) { // ここに処理を書く } }
のようにすると ?m=pc&a=page_hoge_foo でアクセスできるようになります。
このときにどうやって Smarty に値を渡すのか少し戸惑ったのでメモしておきます。
Smarty タグ
通常は 「{」「}」 ですが、OpenPNE では 「({」「})」 です。
assign
$smarty->assign("var", $var);
のようにして Smarty に値を渡したいときは execute メソッド内で
$this->view->set("var", $var);
とすればOK。
display
$smarty->display("hoge_foo.tpl");
は自動的にやってくれます。
default_modifiers (escape)
また、OpenPNE の smarty オブジェクトはオブジェクト生成時に
$smarty->default_modifiers に escpae 修飾子が設定されているので、
テンプレート変数に HTML タグが設定されていて HTMLタグを出力したい場合は
({$var|smarty:nodefaults})
とすれば、escape 処理されずに出力されます。
私は HTML_QuickForm をよく使うので、form タグ関係を出したいことがありますので、その場合に使用しています。
OpenPNE 画像の保存、表示方法
2OpenPNE で写真のアップロード機能を作成していて調べたことをまとめておきます。
画像を保存するテーブル c_image
OpenPNE では画像をDB に保存しています。保存するテーブル名は c_image です。
このテーブルにはプロフィール写真や日記の写真、スキンの画像などが保存されるようです。
CREATE TABLE c_image ( c_image_id int(11) NOT NULL auto_increment, filename text NOT NULL, bin longblob NOT NULL, r_datetime datetime NOT NULL default '0000-00-00 00:00:00', `type` text, PRIMARY KEY (c_image_id), KEY filename (filename(100)) ) ENGINE=MyISAM DEFAULT CHARSET=utf8;
- filename
- 画像のファイル名、任意につけていいみたいですが、プロフィール写真だと
m_2_1188204858.jpg
という感じです。
最初の 「m 」はたぶんプロフィール写真を表す文字、
次の「2」はプロフィール写真のNo(2番目にアップした写真)
次の10桁の数字は多分 time() 関数で取得したアップロードした時間 - bin
- base64_encode した画像ファイルのバイナリデータ
- type
- 画像のタイプ( jpg | gif | png )
- r_datetime
- 登録日時
表示方法
c_image テーブルに格納した画像を表示するHTML
<img src="/img.php?filename=m_2_1188204858.jpg&w=180&h=180&m=pc">
Smarty のタグで書くと
<img src="({t_img_url filename=$pet.image1 w=180 h=180})">
filename に c_image.filename を指定して、
w, h に幅と高さの最大値を指定する。
幅と高さは最大値を超えると自動的にリサイズする。
その他
c_image に画像を保存しておくと管理画面からアップロードされた写真をすべて管理することができるので、SNS を運営する上で便利だと思います。
8月に読んだ本
18月に読んだ本のメモ
OpenPNE や XOOPS などを調査中なので、その関係の書籍を何冊か読みました。
「OpenPNEでつくる!最強のSNSサイト」はかなりよかったです。
もうひとつの「OpenPNEではじめる自作SNS入門」は少し初心者向けかも。
「XOOPSコミュニティサイト構築ガイド」はモジュールの自作方法も載っていてかなり参考になりました。
OpenPNEでつくる!最強のSNSサイト
OpenPNEではじめる自作SNS入門
XOOPSコミュニティサイト構築ガイド
WEB+DB PRESS Vol.40
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1)
フラット革命
富裕層の財布―誰も知らないお金の使い方
誰も知らなかったケータイ世代
チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術
すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)
グーグル革命の衝撃
ソフトバンク端末から mailto で件名と本文を入れる
1携帯サイトを作成していて mailto リンクで件名と本文を指定するのに下記のように指定します。
<a href="mailto:メールアドレス?subject=件名&body=本文">
※件名と本文は URL エンコードする必要があります。
しかしソフトバンクの3GC 端末で件名と本文の日本語がメーラに渡せないという現象がありました。
そこで、日本語を UTF-8 に変換してから URL エンコードすると渡せるようになりました。
HTML ソース自体は Shift-JIS です。
ソフトバンクの開発資料を見直したのですが、そういう記述は見つけられませんでした。
どこかに書かれているのでしょうか?
それとももっとうまいやり方があるのかなぁ。
CakePHP HTML ヘルパーで textarea を出力する
1CakePHP の HTML ヘルパーでテキストエリアを出力するには下記のように書きます。
<?php echo $html->textarea("Model/field", array("cols"=>20, "rows"=>5, "value"=>"hoge")); ?>
checkbox や radio などと違って第2引数に HTML 属性値がくることに注意が必要です。
array("value"=>"hoge")
などと書くことにより初期値を入れることができます。
CakePHP HTMLヘルパーで checkbox を表示する
1HTMLヘルパーで checkbox を表示するには下記のように書きます。
<?php echo $html->checkbox('Model/field', null, array('value'=>1)); ?>
出力される HTML は下記のようになります。
(実際は1行で出力されますが改行入れています)
<input type="hidden" name="data[Model][field]" value="0" id="ModelField_" / <input type="checkbox" name="data[Model][field]" value="1" id="ModelField" />
checkbox と同じ名前の hidden を勝手に作ってくれるのでチェックされていなくても必ず $this->data["Model"]["field"] には値が帰ってくるのでうれしいかも。
ちなみに第2引数は checkbox では使用されていませんでした。
他のメソッドと統一するためにあるのでしょう。
第3引数に
array('checked'=>1) or array('checked'=>true) or array('checked'=>'checked')
などとするとデフォルトでチェックが入ります。
ちなみに HTML_QuickForm のように勝手に label タグで囲んではくれないので、チェックボックスの後ろに書かれた項目名などをクリックしてもチェックされるようにしたければ自分で label タグを書く必要があります。checkbox の ID は ModelField のようになるので、
<label for="ModelField"><?php echo $html->checkbox('Model/field', null, array('value'=>1)); ?>項目名</label>
とすれば「項目名」のテキストをクリックしてもチェックすることができるようになります。
optionタグを選択不可にする disabled 属性を IE6 でも有効にする方法
0optionタグを選択不可にする disabled 属性で紹介したように option タグに disabled 属性を指定することにより選択不可にすることができるのですが、IE6 では選択できてしまいます。
JavaScript で解決する方法です。
Select, Option, Disabled And The JavaScript Solution
上記の参考サイトに詳しくやり方が書かれていますので、簡単に手順だけ紹介。
- 参考サイトの「Implementing」にある download リンクより JavaScript コード(select-option-disabled-emulation.js)をダウンロード
- select-option-disabled-emulation.js を適当な場所に保存
- html 内で select-option-disabled-emulation.js を読み込む
- 選択不可にしたい option タグに disabled 属性を指定する
DHTML で解決する方法です。
これは上記参考サイトの補足で紹介されていたサイトです。
apptaro’s blog: Emulating Disabled Options in IE with DHTML Behaviors
こちらも上記URL に詳しいやり方が書かかれていますので、簡単にご紹介。
- 参考サイトの中央よりやや下にある Download よりファイル一式をダウンロード
- 適当な場所に css, htc ファイルを保存
- html で上記 css を読み込む
- 選択不可にしたい option タグに disabled 属性を指定する
これで IE6 でも option タグの disabled 属性が使えるようになりました。