Posts tagged OpenPNE
【OpenPNE カスタマイズ】バリデーションを行う ini ファイルの書式
3OpenPNE のバリデーション処理を定義する ini ファイルの書式に関するメモです。
例えば ?m=pc&a=page_hoge という URL に対するバリデーションを行うときには /openpne/webapp_ext/modules/pc/validate/page/hoge.ini というファイルを作成します。
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symfony x PHP を購入した
1OpenPNE がバージョン3からフレームワークに symfony を採用するということで、少し symfony をいじろうかと思って「symfony×PHP」を買ってみました。
まだ、最初の方を読んだだけなのですが、パラパラと読みながら Askeet などもやってみようかなと思っています。とりあえず symfony をやるモチベーションをアップするためにブログに書いておいた。
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第3回 CakePHP 勉強会に参加しました
1第3回CakePHP勉強会 – events.php.gr.jp
今回は申し込み開始から13分で満席になったそうです。基調講演(?)であった Gwoo の「次は参加するよ」というような話もありました。
ちなみに
“gwooがヨーロッパで講演” フォーラム – CakePHP Users in Japan
Gwooは良い機会であれば日本に行くことも可能だと言っています。
という話もあるので本当に来るのかも。
で、帰ってからブログに書くまでが勉強会ということなので(寝てしまいましたが)個人的な感想を書いておきます。
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OpenPNE 2.10 のメールサーバの設定
1OpenPNE のインストール時にメールから日記の投稿などを受け付けるためにメールサーバの設定を行います。
OpenPNE のバージョン 2.10 からメールアドレスに新たに編集のアドレスが加わっていますが、ググッてみても 2.8 のころの形式の設定方法しか情報がないので書いておきます。
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PHP で大量メール送信を非同期で行う
1PHP でメールを非同期に送信する時に PEAR の Mail_Queue を使用するときのメモです。
Mail_Queue のマニュアル
PEAR :: Manual :: Mail_Queue
上記マニュアルにあるチュートリアルが分かりやすいです。
PEAR :: Manual :: チュートリアル
処理の流れとしては下記のようになります。
- データベースに送信するメールを貯める
- cron で定期的に貯まったメールを送信する
IE で CSV がダウンロードできない問題
1OpenPNE の管理画面からメンバー情報を CSV ファイルとしてダウンロードする機能があります。その CSV ダウンロードが IE6 でエラーになってダウンロードできない問題がありました。
原因はマイクロソフトのサイト Content-Disposition: attachemnt と Cache-Control: no-cache によるダウンロードの問題 に書かれていました。
対処方法として、
webapp/modules/admin/do/csv_member.php を webapp_ext/modules/admin/do/csv_member.php にコピーして
header("Content-Type: application/octet-stream"); header("Content-Disposition: attachment; filename=member.csv");
となっているところを下記のように修正します。
header("Pragma: public"); header("Content-Type: application/octet-stream"); header("Content-Disposition: attachment; filename=member.csv");
これでダウンロードができるようになります。
なお、Content-Disposition: attachemnt と Cache-Control: no-cache によるダウンロードの問題 では現象が発生するブラウザとして
?Microsoft Internet Explorer 5.0
?Microsoft Internet Explorer 6.0
?Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 1
と書かれていましたが、 IE6 の SP2 でも同様の現象が発生しました。
Smarty で正規表現を if 文で使用する
2Smarty には正規表現を使用して文字列を置換する regex_replace があります。
これを上手に使用して if 文で正規表現を用いて条件分岐させます。
if (preg_match('/php/i', 'PHP is the web scripting language of choice.')) { echo 'A match was found.'; } else { echo 'A match was not found.'; }
PHP で上記のような処理を Smarty で書くと下記のようになります。
{assign var='string' value='PHP is the web scripting language of choice.'} {if $string|regex_replace:'/.*php.*/i':'php' eq 'php'} A match was found. {else} A match was not found. {/if}
ポイントは regex_replace を用いて、正規表現のパターンに該当する場合は元の文字列を何かしらの文字列(上の例でいうと’php’)に置換してしまい、それを eq で置換されているか判定するということです。
これを実際に使用したのは OpenPNE のテンプレートです。
OpenPNE を使用していて、特定のカテゴリのときのみ読み込む CSS を変えたいときがありました。
OpnePNE のイベント関連の URL は http://expamle.com/?m=pc&a=page_c_event_*** という感じになります。
全部で14種類ありますので、これを普通に if 文で書いていると大変なことになりますし、追加などがあったときのことを考えるとよくありません。
そこで Smarty の if 文に正規表現を使用して下記のようにすることにより1つの条件で page_c_event_*** の URL を条件分岐させました。
Smarty テンプレート
{if $smarty.get.a|regex_replace:"/page_c_event.*_/":"event" eq "event"} {** イベントです**} {else} {** イベント以外です **} {/if}
OpenPNE 管理画面を別ディレクトリにする
1OpenPNE の管理画面の URL は
http://www.example.com/?m=admin
という URL になります。
これは SNS の URL
http://www.example.com/?m=pc
などと同じ index.php を使用しています。
このため、管理画面だけ IP アドレス制限をしたいなどという場合に、.htaccess などで制限ができません。
OpenPNE のセットアップマニュアルには 「6-3. 管理画面を別ドメインで運用する (オプション)」という内容で別ドメインで運用する方法が紹介されています。
しかし、レンタルサーバなどでバーチャルドメインなどが使用できない場合に管理画面を別ディレクトリにして .htaccess などでIPアドレス制限や Basic 認証をかけられるようにする方法です。
- OPENPNE_DIR ├ bin ├ lib ├ var ├ webapp ├ webapp_ext ├ webapp_biz └ config.php - public_html ├ config.inc.php ├ index.php
の public_html 以下のファイルを public_html/admin ディレクトリ以下にコピーする
-public_html ├ admin (管理画面のディレクトリ名) ├ config.inc.php ├ index.php ・ ・ ・
コピーした public_html/admin/config.inc.php を書き換える
< ?php /** * @copyright 2005-2007 OpenPNE Project * @license http://www.php.net/license/3_01.txt PHP License 3.01 */ define('OPENPNE_DIR', realpath('../../')); // ディレクトリ階層が違うので合わせるために変更する require_once OPENPNE_DIR . '/config.php'; // 管理画面のベースURL設定 define('OPENPNE_ADMIN_URL', 'http://www.exmaple.com/admin/'); // 無効にするモジュール $GLOBALS['_OPENPNE_DISABLE_MODULES'] = array('pc', 'ktai'); ?>
これで、htt://www.exmple.com/admin/?m=admin でアクセスできるようになります。
注意点は ?m=admin をつけないとアクセスできません。
また、元の http://www.example.com/?m=admin でアクセスできないように
// 無効にするモジュール $GLOBALS['_OPENPNE_DISABLE_MODULES'] = array('admin', 'setup');
を public_html/config.inc.php に追加してください。
また、前回のエントリで紹介した 「特定ページを SSL で接続する」 で管理画面を SSL で接続する設定をしている場合は
// 管理画面のベースURL設定 define('OPENPNE_ADMIN_URL', 'https://www.exmaple.com/admin/');
のように URL も忘れずに https にしておかないとアクセスできなくなります。
OpenPNE 特定ページを SSL で接続する
3OpenPNE で個人情報などを送信するようなフォームや管理画面を SSL で接続する方法です。
SSL を使用するように設定を変更する
openpne/config.phpの以下の行を変更
特定ページを SSL で接続するように設定
define('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', false);
をdefine('OPENPNE_USE_SSL_PARAM', true);
に変更
これだけで特定ページが SSL で接続されるようになります。
SSL を使用したいアクションを追加する
デフォルトで SSL 接続されるようになっているページ以外も SSL 接続にしたい場合は
$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_REQUIRED'] = array( 'pc' => array( 'page_o_regist_prof', 'page_o_regist_prof_confirm', 'do_o_regist_prof', 'page_o_regist_intro', 'page_o_ri', 'page_o_regist_end', 'page_h_config_prof', 'page_h_config_prof_confirm', 'do_h_config_prof', 'page_h_config_ktai', 'do_h_config_ktai_send', ), 'ktai' => array( 'page_o_login', 'do_o_login', 'do_o_easy_login', 'page_o_login2', 'do_o_update_ktai_address', 'page_o_regist_pre', 'page_o_regist_input', 'do_o_insert_c_member', 'page_o_regist_end', 'page_o_password_query', 'do_o_password_query', 'page_h_config_prof', 'do_h_config_prof_update_c_member', 'page_h_config_easy_login', 'do_h_config_easy_login', 'page_h_config_mail', 'do_h_config_mail_insert_c_ktai_address_pre', 'page_h_pc_send', 'page_h_pc_send_confirm', 'do_h_pc_send_insert_c_pc_address_pre', 'page_h_config_password_query', 'do_h_config_password_query_update_password_query', 'page_h_config_password', 'do_h_config_password_update_password', ));
となっているところに SSL 接続したいアクションを追加していく。
例えば、携帯ではリマインダーは SSL 接続になりますが PC では SSL 接続ではありません。
そこで PC でも SSL にしたい場合は上の pc の配列にリマインダーのアクションの “page_o_password_query” を追加します。
これで http://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query という URL は自動的に
https://www.example.com/?m=pc&a=page_o_password_query へリダイレクトされます。
注意点は上記の URL からフォームが送信される ?m=pc&a=do_o_password_query というURL も SSL にする必要があります。
これをしないとフォームの画面は SSL でも送信先が SSL ではなくなってしまいます。
PC 用のリマインダーを SSL にする場合は “page_o_password_query” と “do_o_password_query” の2つを追加する必要があるということです。
確認画面が入るフォームなどではフォーム画面表示アクション、確認画面表示アクション、実行アクションと3つ追加する必要があります。
ユーザに SSL を使用するか選択させるアクションの追加
ユーザが SSL を使用するか選択できるリストというのもあります。
$GLOBALS['_OPENPNE_SSL_SELECTABLE'] = array( 'pc' => array( 'page_h_config', 'do_h_config_1', 'do_h_config_2', 'do_h_config_3', 'page_o_login', 'page_o_tologin', 'do_o_login', ), 'ktai' => array( 'page_h_config', ));
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