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シェルから CLI版 PHP を実行した場合の返り値

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シェルから PHP を実行してその結果を元にシェルで処理をしたいので、PHP からシェルに値を戻す方法を調べた。
exit で引数を指定できるのを知らなかったのでメモ。

●参考PHPマニュアル
PHP: exit – Manual

正常終了の場合
exit(0);
異常終了の場合
exit(1);
とすれば

/usr/bin/php hoge.php
if [ $? -ne "0" ]; then
    異常終了時の処理
else
    正常終了時の処理
fi

と “$?” で php からの返り値をチェックしてその後の処理の分岐に使用できます。

CakePHP findAll の条件に IN 演算子を使う

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CakePHP の findAll の条件に IN 演算子には下記のように条件を指定すればOKです。

$this->model->findAll(array('field IN (1,2,3)'));
または、

$params = array(1,2,3);
$this->model->findAll(array('field' => $params));

配列で渡せば勝手に IN 演算子を使用してくれるんですね。

OpenPNEでのSmarty の覚書

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OpenPNE PHP で作成したプログラムを組み込む」で書いたように、

/openpne/webapp_ext/modules/pc/page/hoge_foo.php に

class pc_page_hoge_foo extends OpenPNE_Action
{
    function execute($requests)
    {
    	// ここに処理を書く
    }
}

のようにすると ?m=pc&a=page_hoge_foo でアクセスできるようになります。
このときにどうやって Smarty に値を渡すのか少し戸惑ったのでメモしておきます。

Smarty タグ

通常は 「{」「}」 ですが、OpenPNE では 「({」「})」 です。

assign

$smarty->assign("var", $var);
のようにして Smarty に値を渡したいときは execute メソッド内で
$this->view->set("var", $var);
とすればOK。

display

$smarty->display("hoge_foo.tpl");
は自動的にやってくれます。

default_modifiers (escape)

また、OpenPNE の smarty オブジェクトはオブジェクト生成時に
$smarty->default_modifiers に escpae 修飾子が設定されているので、
テンプレート変数に HTML タグが設定されていて HTMLタグを出力したい場合は
({$var|smarty:nodefaults})
とすれば、escape 処理されずに出力されます。

私は HTML_QuickForm をよく使うので、form タグ関係を出したいことがありますので、その場合に使用しています。

OpenPNE PHP で作成したプログラムを組み込む

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OpenPNE PHP で作成したプログラムを組み込むときのメモです。
基本的に、/openpne/webapp_ext/ 以下に追加するファイルを置きます。

URLのパターン

OpenPNE の URL は下記のようになります。

  • ?m=pc&a=page_hoge_foo
  • ?m=pc&a=do_hoge_foo

携帯だと m=ktai とかになりますが、今回はPC のみ考えます。

page_hoge_foo のパターンはページを表示する
do_hoge_foo のパターンはモデルに対して処理を行う

page_hoge_foo でモデルに対して処理を行うこともできるが
MVC の意味がないかも。

?m=pc&a=do_hoge_foo のURL を追加する

/openpne/webapp_ext/modules/pc/do 以下に
hoge_foo.php を作成
hoge_foo.php

class pc_do_hoge_foo extends OpenPNE_Action
{
    function execute($requests)
    {
    	// ここに処理を書く
    }
}

/openpne/webapp_ext/modules/pc/validate/do 以下に
hoge_foo.ini を作成
例えば ?m=pc&a=do_hoge_foo&id=10&no=20 のように id, no を GET で渡したい場合は

[id]
type = "int"
required = 1
[no]
type = "int"
required = 1

のように定義する。

こうしておくと do/hoge_foo.php 内で
$id = $requests["id"];
のようにバリデーションを通して値を取得できる。

?m=pc&a=page_hoge_foo のURL を追加する

/openpne/webapp_ext/modules/pc/page 以下に
hoge_foo.php を作成
hoge_foo.php

class pc_page_hoge_foo extends OpenPNE_Action
{
    function execute($requests)
    {
    	// ここに処理を書く
    }
}

/openpne/webapp_ext/modules/pc/validate/page 以下に
hoge_foo.ini を作成
中身は do_hoge_foo の場合と同じ。

その他

/openpne/webapp_ext/lib
クラスファイルなどを置きました

自分で作成クラスをインクルードしたいときは /openpne/webapp_ext/lib
からインクルードします。

OpenPNE 画像の保存、表示方法

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OpenPNE で写真のアップロード機能を作成していて調べたことをまとめておきます。

画像を保存するテーブル c_image

OpenPNE では画像をDB に保存しています。保存するテーブル名は c_image です。
このテーブルにはプロフィール写真や日記の写真、スキンの画像などが保存されるようです。

CREATE TABLE c_image (
  c_image_id int(11) NOT NULL auto_increment,
  filename text NOT NULL,
  bin longblob NOT NULL,
  r_datetime datetime NOT NULL default '0000-00-00 00:00:00',
  `type` text,
  PRIMARY KEY  (c_image_id),
  KEY filename (filename(100))
) ENGINE=MyISAM  DEFAULT CHARSET=utf8;
filename
画像のファイル名、任意につけていいみたいですが、プロフィール写真だと
m_2_1188204858.jpg
という感じです。
最初の 「m 」はたぶんプロフィール写真を表す文字、
次の「2」はプロフィール写真のNo(2番目にアップした写真)
次の10桁の数字は多分 time() 関数で取得したアップロードした時間
bin
base64_encode した画像ファイルのバイナリデータ
type
画像のタイプ( jpg | gif | png )
r_datetime
登録日時

表示方法

c_image テーブルに格納した画像を表示するHTML
<img src="/img.php?filename=m_2_1188204858.jpg&w=180&h=180&m=pc">

Smarty のタグで書くと
<img src="({t_img_url filename=$pet.image1 w=180 h=180})">

filename に c_image.filename を指定して、
w, h に幅と高さの最大値を指定する。
幅と高さは最大値を超えると自動的にリサイズする。

その他

c_image に画像を保存しておくと管理画面からアップロードされた写真をすべて管理することができるので、SNS を運営する上で便利だと思います。

PHP で多次元配列のソートを SQL の ORDER BY のように複数項目でソートする

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PHP で多次元配列の項目を複数使用して SQL の ORDER BY のようにソートする方法です。

$answer =
  array(
    "category1" =>
       array(
         "ans1" => 1,
         "ans2" => 1,
         "ans3" => 1
       ),
    "category2" =>
       array(
         "ans1" => 1,
         "ans2" => 2,
         "ans3" => 0
       ),
    "category3" =>
       array(
         "ans1" => 0,
         "ans2" => 2,
         "ans3" => 1,
       ),
  );

というような配列を下記条件でソートします。

  • ans1 の多い順
  • ans1 が同じ場合は ans2 の多い順
  • ans2 が同じ場合は ans3 の多い順

PHP の uasort 関数を使用します。
この関数はユーザーが比較関数を定義でき、その関数を使用して連想インデックスを保持したまま配列をソートします。

uasort($answer, "compare");

function compare($a, $b) {
    foreach ($a as $k=>$v) {
        if ($a[$k] > $b[$k]) {
            return -1;
        } else if ($a[$k] < $b[$k]) {
            return 1;
        }
    }
}

上記の関数を使用してソートした結果 $answer は下記のようになりました。

$answer =
  array(
    "category2" =>
       array(
         "ans1" => 1,
         "ans2" => 2,
         "ans3" => 0
       ),
    "category1" =>
       array(
         "ans1" => 1,
         "ans2" => 1,
         "ans3" => 1
       ),
    "category3" =>
       array(
         "ans1" => 0,
         "ans2" => 2,
         "ans3" => 1,
       ),
  );

MySQL で NULL を一番最後にして昇順にソートする

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2008.2.27 追記
コメントで教えていただきました下記方法で簡単にできました。
is null asc の指定と 通常の asc の指定をするのがポイントですね。

SELECT
  id,
  comment
FROM table
ORDER BY comment IS NULL ASC, comment ASC;

—–追記ここまで—–

MySQL で昇順にソートすると NULL は一番最初に来ます。
それを最後にできないかということで下記のようなSQL を考えてみました。

SELECT
  id,
  comment,
  CASE WHEN comment IS NULL
    THEN 10000
    ELSE ASCII(LEFT(comment,1))
  END AS dummy
FROM table
ORDER BY dummy ASC, COMMENT ASC

comment カラムを昇順でソートして、NULL の場合は一番最後に NULL がきます。
あまりスマートな方法ではないのですが、これで取り合えず NULL を最後にして昇順でソートするということができました。

ORACLE とかだと下記のように簡単にできますね。
ORDER BY comment ASC NULL LAST

NULLS FIRST
NULL 値を順序の最初にするソートを行なう
NULLS LAST
NULL 値を順序の最後にするソートを行なう

ランキングを取得するSQL

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ランキングを取得するSQL です。
同じスコアの場合は同じ順位にするなどの必要があるため結構面倒ですが、
下記SQL でイッパツで取得できます。

実際に携帯ゲームのランキングを取得するのに使用しているSQLです。

ranking テーブル

CREATE TABLE ranking (
  id bigint(20) NOT NULL auto_increment,
  name varchar(20) NOT NULL,
  score bigint(20) NOT NULL,
);

SQL

SELECT
    r1.name,
    r1.score,
    (SELECT count(r2.score)
     FROM ranking as r2
     WHERE r2.score>r1.score)+1 as rank
FROM ranking as r1
ORDER BY r1.score DESC
LIMIT 10;

rank というカラム名で順位が計算されます。
同じスコアの場合は順位は同じになります。

上記SQL はトップ10を取得していますが、実際にはLIMIT句を変更することにより
ページング処理などで下位のランキングを見れるようにしています。

副問い合わせで順位を計算しています。
MySQL ではバージョンが4.1 以降でないと副問い合わせが使用できないので注意してください。

※本運用ではインデックスを適宜作成しています。

CakePHP HTMLヘルパーで checkbox を表示する

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HTMLヘルパーで checkbox を表示するには下記のように書きます。
<?php echo $html->checkbox('Model/field', null, array('value'=>1)); ?>
出力される HTML は下記のようになります。
(実際は1行で出力されますが改行入れています)

<input type="hidden" name="data[Model][field]"  value="0" id="ModelField_" /
<input type="checkbox" name="data[Model][field]" value="1" id="ModelField"  />

checkbox と同じ名前の hidden を勝手に作ってくれるのでチェックされていなくても必ず $this->data["Model"]["field"] には値が帰ってくるのでうれしいかも。

ちなみに第2引数は checkbox では使用されていませんでした。
他のメソッドと統一するためにあるのでしょう。

第3引数に

array('checked'=>1) or
array('checked'=>true) or
array('checked'=>'checked')

などとするとデフォルトでチェックが入ります。

ちなみに HTML_QuickForm のように勝手に label タグで囲んではくれないので、チェックボックスの後ろに書かれた項目名などをクリックしてもチェックされるようにしたければ自分で label タグを書く必要があります。checkbox の ID は ModelField のようになるので、
<label for="ModelField"><?php echo $html->checkbox('Model/field', null, array('value'=>1)); ?>項目名</label>

とすれば「項目名」のテキストをクリックしてもチェックすることができるようになります。

optionタグを選択不可にする disabled 属性

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フォーム画面を動的に表示してある条件のときにはラジオボタンなどを disabled にしたりします。
今回もあるフォームを作成していて在庫が0のときに select タグで表示する項目を選択できないようにしたかったので調べてみたところ、option タグにも disabled 属性がありました。

そこで下記のようにしてみたところ

<form action="">
<select>
<option>オプション1</option>
<option disabled="disabled">オプション2</option>
<option>オプション3</option>
<option>オプション4</option>
</select>
<input type="submit">
</form>

option-desiabled

うまく選択不可になりました。
ところが Firefox では OK だったのですが、IE6では選択可能に。。。

調べてみると
Disable Option’s In A Select (Dropdown) Element ? Post Archive ? www.lattimore.id.au

It never ceases to amaze me how a browser like IE6, managed to not implement something as trivial as an attribute like disabled. The IE team managed to implement it against the <select> element, but some how overlooked the <option> element. They implement the readonly attribute against the appropriate elements – yet some how the disabled attribute managed to be overlooked when they implemented it. More surprising is that, since the HTML4.01 specification came out in late 1999, IE has been updated and upgraded for various things literally hundreds of times. Why hasn’t this made it into an update? You’d begin to think that Microsoft aren’t aware of it, however the thought of that just seems too far fetched.

どうも IE6 のバグのようです。

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