Archive for 12月, 2007
PostgreSQL のバックアップとリストア
1PostgreSQL のバックアップとリストア方法のメモ
postgres ユーザになる
$ su - postgres
パスワードを設定していれば聞かれるので入力する。(当然ですが)
データのバックアップ
$ pg_dump DATABASE_NAME > BACKUP_FILENAME
データのリストア
$ psql -e DATABASE_NAME < BACKUP_FILENAME
データベースの作成
$ createdb DATABASE_NAME
データベースの削除
$ dropdb DATABASE_NAME
phpPgAdmin でログインできない
0普段は MySQL ばかり使用しているのですが、PostgreSQL を使用する必要があり、phpPgAdmin を使うことにした。
開発用のサーバには phpPgAdmin がインストールされているが、ブラウザで閲覧できるようにはまだしていなかった。
Open Tech Press | phpPgAdmin:Web開発者向けのPostgresクライアントツール を参考に /usr/share/phpPgAdmin にインストールされている phpPgAdmin をブラウザでアクセス可能にした。
/etc/http/conf/httpd.conf に下記を追加
Alias /phppgadmin /usr/share/phppgadmin/ <DirectoryMatch /usr/share/phppgadmin/> Options +FollowSymLinks AllowOverride None order deny,allow deny from all allow from localhost </DirectoryMatch>
これでブラウザから http://example.com/phpPgAdmin/ でアクセスできるようになった。
しかし、PostgreSQL のユーザでログインしようとするとエラーになる。
これは シン石丸の電脳芸事ニッキ: debian 3.1へのphppgadminのインストール後の設定 を参考にして解決。
/etc/postgresql/pg_hba.conf に下記を追加
host all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
これで無事 phpPgAdmin にログインできました。
CakePHP Security コンポーネントのまとめ
1CakePHP の Security コンポーネント の動作を調べたのでまとめておきます。
この Security コンポーネントをうまく使用すればクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF) を防ぐことができるでしょう。
トークンの使用
フォームにワンタイムトークンを実装する方法です。
コントローラの beforeFilter メソッドでトークンをチェックするアクションを指定
function beforeFilter() {
$this->Security->requireAuth('login');
}
ビューのフォーム内にトークンを設定
<?php echo $html->formTag(); ?>
トークンが hidden 属性で生成される
トークンが一致しない場合
requireAuth で指定したアクションに POST でアクセスがあるとセションに保存したトークンとフォームから送られてきたトークンが一致するかチェックします。またそのほかにトークンの有効期間もチェックします。有効期間は CAKE_SECURITY の設定により違います。
| CAKE_SECURITY | 有効期間 |
|---|---|
| high | 10分 |
| medium | 100分 |
| low | 300分 |
トークンが一致しないと SecurityComponent の blackHole メソッドが実行されます。このメソッドでは
header('HTTP/1.0 404 Not Found');
を出力して exit します。(画面は空白)
任意の処理を実行したい場合は blackHoleCallback でコールバック関数を指定します。
設定できるのは同じコントローラ内のアクションのみになります。
function beforeFilter() {
$this->Security->blackHoleCallback = "securityError";
$this->Security->requireAuth('login');
}
function securityError() {
die("security error!");
}
トークンチェックをするアクションを複数指定するときはカンマでつなげる
$this->requireAuth('login', 'delete');
特定のコントローラからのポストのみ許可する
$this->Security->allowedControllers = array("users");
これを指定するとたとえトークンが一致しても許可のないコントローラからのポストの場合は blackHole メソッドを実行します。
特定のアクションからのポストのみ許可する
$this->Security->allowedActions = array("action");
これを指定するとトークンが一致しても許可のないアクションからのポストの場合は blackHole メソッドを実行します。
ポストのみ受け付けるようにする
$this->requirePost('login');
これはトークンとは違い、POST のみ許可して GET でのアクセスを不可にします。
/users/login/ のような URL でのアクセスも GET なので不可になります。
POST の処理だけを実行したいようなアクションに使用します。
CakePHP Textヘルパーの truncate を全角文字に対応させてみた
5CakePHP の Text ヘルパーに truncate という指定された文字列を任意の長さに省略するメソッドがあります。
しかし、このメソッドは全角文字を考慮していないため全角文字に用いると文字化けすることがあります。
そこでこのメソッドを全角文字に対応させてみました。
function truncate($text, $length, $ending = '…', $exact = true) {
if (strlen($text) < = $length) {
return $text;
} else {
mb_internal_encoding("UTF-8");
if (mb_strlen($text) > $length) {
$length -= mb_strlen($ending);
if (!$exact) {
$text = preg_replace('/\s+?(\S+)?$/', '', mb_substr($text, 0, $length+1));
}
return mb_substr($text, 0, $length).$ending;
} else {
return $text;
}
}
}
直接 Text ヘルパーを修正するとバージョンアップなどのときに困るので、
cake/libs/view/helpers/text.php を app/views/helpers/mb_text.php にコピーしクラス名を
class MbTextHelper extends Helper{
として、truncate メソッドを上記のように修正しました。
使用するときはコントローラ内で、
var $helpers = array("MbText");
view で
echo $mbText->truncate("あいうえおかきくけこ", 5, "…", true);
とすると
あいうえ…
と表示されます。
CakePHP find や findAll の条件指定にちょっとだけ便利な postConditions
1CakePHP の コントローラに postConditions というちょっとだけ便利なメソッドがありました。
cake/libs/controllers.php
function postConditions($data) {
if (!is_array($data) || empty($data)) {
return null;
}
$conditions = array();
foreach($data as $model => $fields) {
foreach($fields as $field => $value) {
$conditions[$model . '.' . $field] = $value;
}
}
return $conditions;
}
例えば検索をするフォームなどで User.name で検索するような場合
view で
input('User/name');
と指定すると$this->data は
Array
(
[User] => Array
(
[name] => 山田
)
)
この $this->data を postConditions に渡すと
$data = $this->postConditions($this->data);
$data は
Array
(
[User.name] => 山田
)
となり、このまま find や findAll に渡すことができます。
$this->User->find($data);
参考:CakePHP マニュアル
7.2. コントローラの関数
11月に読んだ本
2最近は仕事関係の本や自己啓発関係の本が多い。特に今年は小説を読んでないので、今月は少し小説を読もうと思っています。









